日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1998 (2021.5.21)

校長日誌 錦町の空から NO1998 (2021.5.21)

今日の給食

 毎日雨で「入梅です」と言われると、みんな納得するような天候ですね。
 今日も外遊びができず、子供たちも我慢です。
 さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
ビビンバ、トック入りわかめスープ、フルーツポンチ、牛乳

  美味しゅうございました。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1997 (2021.5.21)

校長日誌 錦町の空から NO1997 (2021.5.21)

教科担任制ー社会ー

 6年生の社会科は教科担任制です。今回は6年1組の担任の先生方6年2組の社会科の授業を行った様子です。今回の単元は「わたしたちの生活と政治」。その中でも地方自治です。この単元は、政治と言っても、子供たちの身近な話題なので、どうやって子供たちに自分たちの問題として考えさせるかがポイントになります。
 今回の目当ては「立川市の取り組みの中で住民として期待する取り組みはどれか」です。(授業では、めあてをしっかり子供たちと共有することが大切です。)

 社会科担当の先生は、次のプリントを子供たちに配りました。

令和3年度の立川市の取り組み(税金の使い道)

 

〇 放課後子ども教室の整備

 「放課後子ども教室」とは、放課後に小学校の校庭や体育館等を利用し、自由遊びや学習ができるようにするものです。毎日かいさいすることにより、安全で安心な子どもの居場所を確保する。学童保育所の待機児童解消につなげていきます。

 

〇 TGG体験事業への補助

 子どもたちに必要な英語力を高めるために、小学校6年生を対象に、体験型英語学習(TGGトーキョー・グローバル・ゲートウェイ)を市内の全小学校で実施し、その費用を一部補助します。

 

〇 目にみえない障がいのある子どもたちの学校の開設

 目に見えない障がいのある子どもたちが、それぞれのペースで学習ができるような学級を設置し、その子の能力に応じて学習をサポートします。

 

〇 学校給食共同調理場の整備

 各学校での給食調理をなくし、より防災力の高い、アレルギー対策を充実させた、給食調理場を作っていきます。

 

〇 スポーツ環境の整備

 立川公園野球場の改修工事を進め、だれもが安全で、快適に利用できる施設をつくります。

 

〇 立川駅周辺の安全・安心推進事業

 立川駅周辺における犯罪のけん数が立川市全体の約半分になっています。悪質な客引き等をなくすため、パトロールをより強化し、落書き消しや清掃活動などを行います。

 

〇 地場産農産物消費拡大支援事業

 みりょくあふれる「立川産農産物」全体をブランド化してPRし、立川産野菜の認知度をアップさせます。市内の飲食店がこれまでより手軽に立川産品を扱えるようにします。

 簡単に各項目を説明した後、次のように問いました。
「これらの税金の使い道として、『これいいじゃん』と思うものはどれですか?2つ選び、その理由も書きましょう。」
 この指示で、子供たちは、まず2つの施策を選びました。


その後、周囲の仲間と自分が選んだ施策を情報交換しました。
こういう「協働的な学び」を取り入れていくことが子供たちの主体的な学びにつながります。

いよいよノートに自分の意見をまとめます。
その際、いくつかを確認しました。
①「文体をそろえること(~ですます と ~だである を混在させない)
②2つ選んだ施策について、「まず~、次に~」という形でまとめること。
③自分の意見の理由を付け加えること。その際、「例えば」や「もし」など言う言葉も使うと、わかりやすいものとなる。



後日子供たちの書いたものを紹介します。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1995 (2021.5.20)

校長日誌 錦町の空から NO1995 (2021.5.20)

雲はどうしてできるの?

 4年生の理科で子供たちから「雲はなぜできるの?」という疑問が提示されました。
 4年生では気象の単元として「天気と気温」があり、また「すがたをかえる水(水蒸気、水、氷)」や「ものの温まり方と体積」という単元があります。
 そこで、理科専科の先生が、子供たちに雲ができるわけの授業をしました。
 まず、理屈から。空気の塊が暖められて上昇→気圧が低い上空で急激に空気が膨らむ→と同時に、空気の温度が下がる→空気の中の水蒸気が、水や氷の粒にもどる→雲となって見える
という理屈です。




でも、これだけでは理屈としてわかっても、納得感はありません。そこで、実験をして、雲ができる過程を示してくれました。
使ったのはペットボトル。ペットボトルにごく少量の水を霧吹きで入れます。
その後、ペットボトルに空気入れでガンガン空気を送り込みます。
ペットボトルは、閉じ込められた空気でカッチカチになります。
そこで、一瞬にしてペットボトルのふたをとると(これが空気が上空で膨張した状態と同じ)・・・・一気にペットボトル内の温度が下がり、下の図のように、水蒸気が水に戻り、見える(これが雲と同じ)のです。


子供たちからは驚きの声が上がりました。

理科専科の先生は、背景に黒い紙を置いて、より白い煙(水=雲と同じ)が見えるように何度か実験をしました。
なるほど、こうやって雲ができるわけかあ・・・。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1994 (2021.5.19)

校長日誌 錦町の空から NO1994 (2021.5.19)

今日の給食

 お知らせしたように、今年度の運動会は緊急事態宣言中の5月29日から1週間延期して6月5日の土曜日になりました。
 この運動会へ向けて、校庭整備を行いました。

100m、80mのコースを作ります。1年もたつと、要所要所に打ち込んでいたポイントが埋まってしまって探すのが大変です。
しっかり距離を測って、どのコースもぴったり同じ距離になるようにします。

サッカーゴールを移動するために、作業。これも結構大変です。先生方総出で力を合わせて作業しました。
運動会まであと2週間と少し。

さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
パセリライス、フェジョアーダ、キャベツともやしのサラダ(中華ドレッシング)、レモンゼリー、牛乳

美味しゅうございました。

※世界の料理―ブラジル―フェジョアーダは、黒豆とお肉を煮込んだブラジルの代表的な料理です。いろいろな国で作られていて、使われる材料は、国によって違うそうです。給食では、インゲン豆と豚肉で作ります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1993 (2021.5.19)

校長日誌 錦町の空から NO1993 (2021.5.19)

教科担任制ー6年家庭科ー

6年生の教科担任制の授業を見ました。3組の担任の先生が2組の家庭科を指導している様子です。
この日の学習は、「おうちで使えるぞうきんづくり」。
めあては、「ぬいめをそろえてぬおう」。手縫いゆえ、縫い目がバラバラにならないように、直線になるように、がめあてです。
 まず、今日の学習の流れを確認(模造紙に流れが書かれています。)。
 続いて、ポイントを確認。
 「右利きの人は、右側から縫う(これを確認しないと、右利きなのに左から縫って、『うまくいかないなあ』っていうことがしばしば。)」
 「模様のあるタオルは、最初は裏返して縫って、筒状にしてからひっくり返して、また周囲を縫うと、模様も見えるし、上部になります。」
 等々。
 早速縫い始めました。





先生は子供たちの様子を見回りながら、何度か指導助言をしていました。
途中で「玉結びや玉止めにやり方を忘れた人がいるようですね。忘れた人はこちらにきて。」と指示。教卓の周りに子供たちを集めて、玉結びと玉止めのやり方を確認していました。しばらく取り組んでいないと、大人でも忘れます。ましてや子供はもっとです。でも、大切なのは、こうして時々取り組んで、その時に確認することですね。
雑巾を縫えるということは、生きる力に直結しますね。

子供たちと先生との関係を見ていましたが、とてもいい関係ができていました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1992 (2021.5.18)

校長日誌 錦町の空から NO1992 (2021.5.18)

 AIと親切②
「『親切ロボットの親切』と『ぼくの親切』は、同じでしょうか?理由も考えましょう。」という発問に対して、子供たちが考え、自分の意見をノートにまとめ始めました。この自分と向き合っている時間は、子供たちの鉛筆の音が聞こえる、三小らしい時間です。


子供たちの考えを黒板に示しました。(子供たちが自分のネームシールを「2つの親切は全く同じ」「少し同じ」「少し違う」「全然違う」に分けて貼りました。)
多かったのは、「2つの親切は全然違う」でした。

ここから、話し合いが始まりました。「私は、2つの申請は全く同じという考えです。なぜなら、僕もロボットもおじいちゃんを助けるために声をかけたからです。」」とか「私は少し違うと思います。なぜなら、僕とロボット2人の行動は違うけど、おじいちゃんのために行動しているからです。」「私は、全然違うと思います。なぜなら、おじいちゃんの気持ちを親切ロボットは考えていないけど、僕は考えて行動しているからです。」
などという話し合いが続きました。

話し合いの最中も、子供たちはいろいろ考えをまとめていました。

子供たちの考えを受け止めながらも、「今の考えに対して、どう思う?」と問いかけをする先生。

再度発問しました。「なぜ、『ぼく』は、おじいちゃんとおしゃべりをしながら帰ることにしたのでしょうか。」という発問です。

「おしゃべりをしながら帰れば、おじいちゃんが少しでも楽しい気持ちで歩くことができるとぼくが考えたから。」
「おじいちゃんが喜ぶと思ったから。」
というような反応が返ってきました。

視点をおじいちゃんに変えて、おじいちゃんの立場に立って、「ぼく」が自分にできることをしたのだということに気づいていました。

最後に「親切とは何か?」を再度考えました。
学習感想を書いて授業は終了しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)

校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)

 AIと親切①

 話はさかのぼります。昨年度の終わりに5年生で道徳授業が行われました。授業者は、本校の道徳が専門で教務主任の先生。
 授業を行った教材は「公園の親切ロボット」。AIロボットの親切と人間の親切を比較する、近未来をテーマにした教材です。(ということで、この教材は手作り教材です。)
 あらすじは次の通り。
「(主人公)『ぼく』は、いつものように友達と公園で遊ぶ約束をしていた。公園につくと、『ぼく』は、買い物袋をもって重たそうに歩いている近所のおじいちゃんのことがきになりつつも、友達の2人に『親切ロボットがいるから大丈夫だよ。』と言われ、そのまま遊んでいた。親切ロボットは、困っている人にすぐに声をかけ、助けてくれるAIロボットである。親切ロボットは、おじいちゃんに声をかけるも、足腰を鍛えるために歩いている、と言われ、他のところへ行ってしまう。一方『ぼく』は、おじいちゃんの状況を理解し、一緒におしゃべりをして帰るという話。」

授業はまず、「親切とは何か?」という子供たちへの問いかけから始まりました。
子供たちからは「困っている人を助ける」とか「悩んでいる人に声をかける」などがでました。
続いて、ロボットと人間が共に生活する社会についての動画を視聴しました。
子供たちは話が近未来の話という気持ちになれました。

次に、「公園の親切ロボット」という教材を教師が範読しました。

ここでメインの発問「親切ロボットの親切」と「ぼくの親切」は、同じでしょうか?理由も考えましょう。


(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1989 (2021.5.17)

校長日誌 錦町の空から NO1989 (2021.5.17)

今日の給食

 201万アクセスを達成しました。お祝いに小山先生の校長室前生け花を紹介します。

癒されますね。

さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
スパゲッティミートソース、彩サラダ(和風ドレッシング)、桃ケーキ、牛乳

美味しゅうございました。