日誌

脱穀・籾摺り(5年生)

10月16日(月)お米の出前授業『脱穀・籾摺り』

今日は5年生が先日稲刈りをした稲を、脱穀、籾摺り作業を行いました。

 

春の田植えの時同様に、パルシステムの方々にお越しいただき、手順を教わりました。

パルシステムの出前授業では、5年生がにぎりやすい大きさの野球ボールとすり鉢を用意して下さり、これらを使って脱穀、籾摺りをします。

野球ボールは適度な硬さのゴム製素材のため、すり鉢が割れてしまうようなことがないため適しているそうです。

 

穂から籾(もみ)をはずすことを脱穀(だっこく)といい、脱穀(だっこく)した籾(もみ)の籾殻(もみがら)を取り除くことを「籾摺り(もみすり)」というそうです。

脱穀した籾(もみ)をすちばちに入れて、野球ボールでゆっくりとこすります。

慣れない作業でしたが、丁寧に籾摺り作業を行いました。

その後は籾殻(もみがら)を取り除きます。

こうしてボールの中に残ったものが玄米(げんまい)です。

収穫のあと、乾燥させ脱穀、籾摺りをして玄米に。やっと食べられるお米になりました。

玄米のまま食べても良いですし、「精米(せいまい)」をして表面のぬかをとりのぞき、「白米(はくまい)」として食べても良いです。

 

普段食べているお米は、こうして時間をかけて作られていることがわかる貴重な体験になりました。