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【校長室より】 朝会 「面と向かい合った言葉が大切」
1年前に、「一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り・・・」言葉遣いの大切さを話しました。
今日は、メール等の言葉遣いについて考えます。
ある学級の女子Aさんは、仲間に一目おかれています。Aさんは、同じクラスの女子に時々メールを送ります。今回は、写真付きで、こういう短文でした。
「この服、どう?」
同じクラスのBさんは、早く返事を出そうと思って次の返事を出しました。
「それって、似合わない」
Aさんは、そのメールを見て、怒り、Bさんを無視するように皆にメールしました。
Bさんは、Aさんが怒り、しかも無視するように皆に言ったことの理由が分かりません。まるでいじめられている様だと思い、悲しくなりました。
ふと、気がつき、自分が発信したメールの内容を確認しました。
「そうか、“?”が足りなかった。」本当は
「それって、似合わない?」で、意味は、似合うと思うよ、であり、「似合わない?」と発音がだんだん高くなるように発する言葉だったのです。
面と向かっていれば、語尾の疑問形やイントネーション等で、間違ったとらえ方をされることはなかったのです。
携帯電話、スマホ、PCメール等の盛んな時代です。
正しく意味が伝わる工夫も大切ですが、相手を困らせるような書き込み文はやめるべきでしょう。何より大切にしたいことは、直接話し合う経験を子供のころから訓練することだと思います。
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