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喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO166 (2016/9/6)

校長日誌 西砂の空から NO166 (2016/09/06

 

 全校朝会校長講話より

 朝から蒸し暑かったので、今日は、子供たちを校庭に座らせて、以下の話をしました。

 

おはようございます。リオオリンピックが終わりました。たくさんの感動がありました。その中で今日は、「400mリレー」のお話をします。

皆さんもテレビで見たと思いますが、日本の男子チームは400mリレーで銀メダルを取りました。世界で2番目ということですね。すごいことです。

この写真を見てください。(※写真を提示)日本チームのケンブリッジ飛鳥選手がジャマイカの世界一速いボルト選手と並んで走っているところです。さらに、この写真。ボルト選手がケンブリッジ選手を見て、「えっ?!日本人選手が横を走っている!?」と驚いている写真です。」校長先生が皆さんと同じ小学生の時には絶対に考えられなかったことです。結局、日本チームは、2位でゴールしました。その後、表彰されているのがこの写真です。(※写真を提示)すごいですねえ。

さて、ここで日本チームと他の国のチームの走る速さをタイムで比べてみましょう。

まず、世界一のジャマイカのチーム。(※表を提示)4人とも9秒台です。4人の合計タイムは38秒89です。すごい速さですね。

次に、アメリカチーム。(※表を提示)こちらも4人とも9秒台。4人のタイムの合計は、39秒12です。こちらもさすがに速い。

最後に、日本チーム。(※表を提示)みんな10秒台です。タイムの合計は、40秒38。

ということは、ジャマイカと日本では、合計タイムで1.5秒の差があります。「なんだ1.5秒か、そんなのほんの少しの差だ。」って思いませんか?いえ、違うんです。1.5秒というと距離にすると15mの差になるんです。すごく大きな差ですよ。

え~っ!そんな差があるのに、なんで日本は銀メダルが取れたのかなあ?一人一人の選手のタイムはジャマイカとかアメリカとかがすごく速いのに、なぜ日本が勝てたのかな?

それはね、日本チームのバトンパスが上手だったからです。なぜそんなに上手だったのでしょうか。それは、チームワークがとってもよかった上に、ひたすら練習をやったからです。

 

もうすぐ大縄大会がありますね。この大縄大会でも、400mリレーの日本男子チームのようなチークワークの力が高まります。高学年の皆さんは、毎朝練習をしていますね。見ていると、一生懸命練習して、失敗してもお互いに声をかけあって、励まし合っていますね。そうです。大縄では、チームワークの力が大切になるのです。

クラスで声を掛け合って、大縄の練習を繰り返してください。チームワークを大切にしてください。みんなで考えて、みんなで話し合って、みんなで励まし合って、大縄大会に向かってください。

 

今日は、一人の力よりもチームワークが大切だというお話をしました。