日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No4

校長日誌 西砂の空から NO4(2015/04/13)
「始業式 校長の言葉」
 
 少し話はさかのぼって、始業式での私の話を紹介します。
 

 おはようございます。今日から新しい年度が始まります。皆さんは一学年ずつ進級しました。進級おめでとうございます。新しいクラス、新しい仲間でスタートしたのですから、皆さんも新たな気持ちで、気持ちよいスタートを切ってください。

 昨年度までうまくいかなかったことがあったとしても、学年の変わり目は変わるチャンスです。勉強でも、スポーツでも、友達関係でも、決して遅すぎるということはありません。努力は必要ですが、小学校段階は必ず取り戻せます。気持ちも新たに、新しい目標をもってこの一年取り組んでください。

 さて、一年の出発にあたり、皆さんに3つのお願いがあります。

 1つ目は、「あと一歩だけ前に進もう」です。勉強でも、運動会や展覧会などの行事でも、友達関係でも、昨年の自分のままで満足しないでください。比べるのは周りの人ではなく、去年の、昨日の自分です。コツコツと努力をして、去年の自分、昨日の自分を超えていってください。

 2つ目は、「自分の考えをもとう」です。皆さんは、何かあったときに、こんな言い訳をしませんか。「だって、○○くんがやったから。」とか「だって、みんながそうしてたから。」などという言い訳です。

他の人がやっていたからとか、他の人がもっていたからとか、他の人を理由にするのはやめましょう。よく考えて、自分なりの考えをもって、行動していきましょう。良いこと、例えば人に思いやりのある行動などについては、もちろん、同じ事をしてよいのです。でも、悪いことは違います。人が悪いことをしていても、自分はしない、人のせいにしないことが大切です。

 3つ目は、「最後まであきらめないでがんばろう」です。例えばテストで、問題をちょっと見て、難しそうだとすぐにあきらめて何も書かないで先生に提出していませんか。例えば体育のゲームで、相手のチームに得点をされると、「もうだめだ。」ってあきらめていませんか。結果はどうなろうと、大切なのは、最後まで諦めない姿勢です。最後の最後まで手を抜かず、全力で取り組む一年であってください。

 これから一年生の入学式があります。かわいい一年生に、学校のいろいろなことを親切に教えてあげてください。