日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO349 (2017/2/5)

校長日誌 西砂の空から NO349 (2017/2/5)

 全校朝会校長講話
 先月1月24日火曜日の全校朝会の校長講話を紹介します。
おはようございます。今皆さんはテレビで毎日のようにアメリカの話題を目にしていると思います。そのアメリカでは、ユダヤ人という人たちが大きな力をもっています。ユダヤ人は、世界中にいますが、特にアメリカにはたくさんいます。

ユダヤ人は優秀だと言われています。例えば、ノーベル賞は今までにユダヤ人が160人以上獲っています。10人に2人はユダヤ人というくらい、ユダヤ人のノーベル賞受賞者が多いのです。お金持ちもとっても多いです。どれくらいのお金持ちかというと、家の門から家の入り口まで車で行かないといけないくらい大きな家に住んでいます。有名人もとっても多いです。例えば、この人たち。(写真を提示して何人かを紹介)

こういう、優秀で、有名な人が多いユダヤ人には「成功する十の法則、ルール」があるそうです。(フリップボード提示)今日はその10の中からいくつか紹介します。

(フリップボード提示)ユダヤ人成功十の法則

1つ目は「笑いなさい」です。いつも笑顔で、笑っていると、成功が、幸せが来るというのです。皆さんも、笑顔で、笑っていると、元気が出て、幸せになりますよ。

2つ目は、「他人とは違うものを発見しなさい」です。これはクラスで先生方にも言われませんか。何か先生から質問されたときに、「同じです。」を繰り返すのは簡単です。でも、それではよりより考えが出ません。何か解決しなければいけない問題が出たときに、他の人と同じ考えではなく、人とは違う考えを見つけるようにしましょう。

4つ目は、「逆境こそ『チャンス』と考えましょう」です。人間は生きている以上、うまくいかないことがとってもいっぱいあります。つらいこと、ピンチになることもいっぱいあります。大人はたくさんありますが、皆さん子どももたくさんあるでしょう。うまくいかないとき、ピンチのとき、つらいとき、ついつい人は「もうだめだ~」と思ってしまいます。そう思うと、もっとつらい状況になってしまいます。大切なのは、「このピンチは、うまくいかないのは、自分がぐっと伸びる、成長するチャンスだ」と思うこと、「ピンチはチャンスだ」と思うことです。ユダヤ人の人たちは、そうやってピンチをチャンスに思い直してきたから成功したのですね。

7つ目は、「相手の話は自分の話の二倍聞きなさい」です。校長先生もそうなのですが、人はついつい自分の話ばかりしてしまいます。でも、大切なのは、話をする相手の話をたくさん聞くことです。自分が話をするより、相手の話を聞くことが大切なのです。人の話を自分の話の2倍聞くような人は、きっと成功します。人間関係もうまくいきます。

9つ目は、「お金は奪われてしまうが、知識は奪われることはありません」です。これは、勉強することが大切ということを言っています。お金は、泥棒されたり、仕事に失敗してなくしてしまったりすることがありますが、勉強して頭に残ったことは、人がとってしまうことはできない、ということですね。

最後の10こ目は、「知識よりも知恵を大事にしなさい」です。知識とは、勉強して覚えることです。覚えていることがたくさんあることも大切です。でも、それ以上に大切なのは、勉強したことをもとにして、勉強して覚えた知識をつなげたりして、新しく自分なりの考えを作り出すことです。皆さんも、ただ覚えてお終いにしないで、自分なりの考えをしっかり持てるようにしましょう。

 

さて、今日はユダヤ人の10の成功の法則、ルールのいくつかを紹介しましたが、皆さんはどれを見習いますか?