日誌

笑う 避難訓練 (2015/11/14)

避難訓練 (2015/11/14)

 11日(水曜日)に避難訓練がありました。
 今回は理科室からの出火想定。
 全員避難が終わり、いつものように校長先生の講話がありました。
 校長先生がお話ししたことは、3つでした。
 1つ目は、全体講評。避難の約束、「おかしもち」(おさない、かけださない、しゃべらない、もどらない、ちかづかない)を守って、整然と避難できたことを褒めていました。(※これが西砂小の子どもたちの良さの1つですね。)
 2つ目は、出火場所の確認。これも校長先生が毎回子どもたちに尋ねることです。
 「どこから火が出たか、出火場所はどこか、分かる人、手をあげなさい。」
と校長先生が言うと、子どもたちは、皆黙って手が空に突き刺さるのではないかという勢いで、手をあげました。すると、校長先生はさらに問いました。
 「では聞きます。どこから出火したのか、どこで火が出たのか、場所を言ってみましょう。さん、はい。」
と尋ねると、子どもたちは、一斉に
 「理科室!」
と答えました。正解です。
 校長先生は、
 「先生方がいらっしゃるときには、先生方のお話を聞いて避難しなさい。でも、休み時間のように、いつでも先生方がいらっしゃるとは限りません。そんなとき大切なのは、どこで火が出たのかを確認して、火が遠ざかって避難することです。ですから、先生方が近くにいないときに放送があったら、静かに聞いて、火から離れて避難してください。
 3つ目は、避難に要した時間。630人以上の子どもたちが、「おかしもち」のルールを守って避難するのですから、時間はかかります。でも、安全に避難するには、5分以内に校庭へ避難することが求められます。
 それで、今回の時間(「避難開始」と言われてから、副校長先生が校長先生に「全員の避難が完了しました。」と報告するまでの時間)は4分35秒。素晴らしいです。校長先生からもお褒めの言葉がありました。
 最後に、避難訓練担当の先生から、「火災の時は、ハンカチで口を覆って、避難するように。そのために、いつでもハンカチをもつように。」というお話がありました。

避難訓練担当の先生のお話をしっかり聞く、西砂小の子どもたち。素晴らしい態度です。こういう態度の子どもたちは、実際の火災でも安全に避難できるでしょう。