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喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No53 (2016/5/31)

校長日誌 西砂の空から No53 (2016/5/31)

 運動会校長挨拶
 
 去年の運動会の校長挨拶は、「五郎丸選手」でした。今年は?「マイケルジョーダン」でした。理由は?と聞かれると、「オリパラを意識して」ということになります。そうなのです。今年から2020年までは学校が「オリパラ教育」に取り組むことになっているのです。「え?なんでオリパラでジョーダンなの?」との疑問があるでしょう。その理由は、「ジョーダンはかつてオリンピックで『ドリームチーム』として出場したから」です。(「え?説得力に欠ける?」 う~む、そうかもしれません。思えば、ただ単に私がジョーダンが好きだからにすぎないかもしれません。
 
 さて、運動会の校長挨拶です。
「おはようございます。いつものようにしっかりと話が聞けていますね。おへそはこちらに向いていますか?さて、創立50周年記念大運動会が始まります。今年の皆さんの運動会の合言葉は、『最後まであきらめない』と『全力で取り組む』です。校長先生は、この2つに加え、『チームワーク』も入れてほしいと思っています。今年はオリンピックの年です。そのオリンピックの年にふさわしい人を紹介しましょう。この人です。(※ジョーダン選手の写真を見せる)。皆さんよりも、皆さんのお父さんやお母さんのほうが知っていると思います。マイケルジョーダン選手です。バスケットボールの神様と言われています。
そんなバスケットの神様のジョーダン選手は、どんな人と一緒にチームを組みたいかについて話しています。皆さんなら、どんな人とチームを組みたいですか?普通に、『バスケットがめちゃくちゃうまい人』とチームを組みたいと思うでしょう。だって、試合に勝ちたいものね。
でも、ジョーダン選手は違うのです。ジョーダン選手はこう言っています。

僕はどんな選手とチームを組みたいのか?僕は、チームのために犠牲を払うのは嫌だ、という5人のスーパースターとチームを組むよりも、個々の能力はそれほどでもないが、ひとつのチームとして結束できる5人の選手とプレイをしたいと思っている。
ジョーダン選手は、バスケットがめちゃくちゃうまい人でも自分勝手な人とはチームを組みたいとは思わないのです。それより、バスケットはうまくなくても、チームワークを大切にする人とチームを組みたい、と言っているのです。
今日、皆さんは、いろいろな競技、演技で、『チームワーク』を大切にしてください。勝ち負けが大切なのではありません。『チームワーク』が大切なのです。チームのだれかが思うような結果が出せなくても、失敗しても、非難したりせず、『大丈夫。私が、僕が取り返すよ』というような声掛けをするようなチームになることが大切なのです。『チームワークを大切にして』、『最後まであきらめず』、『全力で取り組む』、そんな大運動会にしてください。
ご来場の皆さま、本日はご観覧いただき、ありがとうございます。今年は春の運動会ということで、子供たちの練習期間が短かったのですが、子供たちは本当によく頑張ってきました。その、子供たちの頑張りに大きなr声援・拍手をお贈りください。」