日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO23 


校長日誌 立川の空から NO23 (2014.10.16)
全校朝会 校長講話より
今週の月曜日、10月14日の全校朝会での私の講話を紹介します。

 おはようございます。

 今日はノーベル賞を受賞した方の言葉を紹介します。

 

 皆さんも知っていると思いますが、日本人3人がノーベル物理学賞を受賞しました。

 日本人は新しいことを考え付くのが苦手だ、という人がいます。でも、これは間違いですね。なぜなら、日本人は2年に1回のペースでノーベル賞を受賞しているからです。日本人は、皆さんは、新しいもの、新しいアイディアを考え出す、生み出すことができる力があります。

 さて、その受賞した3人の日本人は、この人たちです。(※新聞記事を提示)

 左から中村さん、天野さん、赤崎さんの3人。

 この中から今日はこの人、天野さんの言葉を紹介します。テレビのニュースで何度も何度も出たので知っている人も多いでしょう。

 天野さんは、あとの二人とともに、青色ダイオード、青色LEDを開発しました。これにより、世界のいろいろなところで生活が便利になりました。信号機の青色が見やすくなったのも、クリスマスのイルミネーションが美しくなったのも、天野さんたちのおかげですね。

 でも、天野さんたちは、青色LEDを簡単に開発できたわけではありません。何度も何度も失敗を繰り返し、何年も何年も実験を繰り返して、ようやく成功したのです。

 天野さんはこう言っています。

「実験が失敗するたびにめげたけど、下宿に帰って寝て起きると新しいアイデアが出てきた。必ずできるとの信念があれば、あとは諦めないことだ」

「失敗しても諦めない」・・・この言葉はどこかで聞きましたね。そう。運動会の時、校長先生がお話しした、テニスの錦織圭選手の言葉と同じですね。(※錦織選手の写真を提示)

 学問の世界とスポーツの世界は全く違うように感じますが、成功するコツは同じなのですね。

 皆さんも毎日の勉強で、習い事で、失敗をたくさんすると思います。でも、あきらめないで、挑戦し続けると、きっと成功しますよ。