日誌

授業の様子(2年1組)

5月30日(月)2年1l組の2時間目は国語です。

レオ・レオニ作(谷川俊太郎訳)の『スイミー』(1963)を読んでいます。
今日の目標は、物語の登場人物で重要なのは誰かについて考えることを通して、登場人物
相互の関係性に気づき、物語の全体をとらえることです。
主人公は魚の「スイミー」です。

はじめに、クイズ形式で登場人物を登場順に並べます。その際、人物の違いも確認します。

今日は、作品に題名をつけます。
具体的には、「スイミーと●●」という題名にします。「●●」のところを考えます。
例えば、「スイミーと小さな魚のきょうだいたち」などが考えられます。
併せて、その題名をつけた理由もまとめます。
理由は、「わたしは、『スイミーと●●』にしました。なぜなら、・・・だからです。」
という形式で書きます。

題名や理由を考えるにあたっては、「スイミー」の気持ちが「プラス→マイナス→プラス」
と変わるポイントで、他の登場人物が心情の変化にどう関わるかを、赤と青の矢印で示して
視覚的に確認しました。
このように、物語の全体像をとらえてから自分の考えをまとめました。

その後、ペアになって書いたことについて話し合うことで自分の考えを深め、最後にクラス
全体で発表しました。

さて、子どもたちはどのような題名をつけたのでしょうか?