校長日誌

3月避難訓練の様子

 先週木曜日、今年度最後の避難訓練を行いました。いつもは予告をするのですが、今日は抜き打ち形式で地震発生の想定で行いました。地震発生後、すぐに校庭へ避難という判断は行えないので、情報収集及び現状確認の時間も今回はしっかりと取りました。その間、子どもたちはそれぞれの場所でしゃがみ、頭部を守る体制を取り続けていました。

 「安全確認がされた」という放送の後、子どもたちは第一避難場所である校庭へ避難しました。すばやく行動できていたと思います。

 私からは、(本日がまさにそうですが)今から13年前の14:46に起こった東日本大震災の当時、学級担任だった自分が経験した震災当日の体験を子どもたちに話すとともに、「自分の命は自分で守る意識を普段からもつ」、「いざというときに避難行動が取れるようにするために毎月訓練をしている」という2点の意義を改めて伝えました。その後、生活指導主任の先生からは、大きな地震が発生した場所とその場に応じた避難行動を取る大切さの話がありました。

 今年度の残りの学校生活も子どもたちが安全に過ごせるよう、全教職員で見守っていきます。