校長日誌

伝統文化・芸能体験事業の様子

 昨日、「子供のための伝統文化・芸能体験事業」の方々にご来校いただき、日本の伝統芸能の一つである「和妻(わづま)」の鑑賞体験をさせていただきました。対象は、4年生〜6年生です。
 「和妻」とは、日本に古くから主に口伝で受け継がれてきた伝統的な手品のことです。和妻師のKYOKOさんが、ちぎった紙を元の状態に戻したり、机の上にあったお手玉をコップの中に瞬間移動させたり、金属の輪をつなげたり外したりと、見る者をあっと驚かせる圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。
 その後、子どもたちに「紙变化の術(=4年のみ)・紐の術・心当てものの術(=5・6年のみ)・身体変化の術」という技の実技指導をしていただきました。また、技を人前で披露する際の口上についても、声に出しながらみんなで練習をしました。
 一つ一つ分かりやすくプロの方に教えていただいたことで、子どもたちは、充実した和妻体験をすることができました。もしかしたら、昨日もうすでに、お家の人の前で子どもたちが身に付けた技を披露してくれたのかもしれません。まだ見ていないお家の方は、是非お子様にお声掛けをいただき、和妻の世界を味わっていただければ幸いです。
 貴重な出前授業を開催してくださった「子供のための伝統文化・芸能体験事業」主催の皆様方に心より感謝申し上げます。