日誌

夏至です。 

一年生が、紙を手で破く方法で楽しい作品を

作っていました。今、この作品に目をつけ

ようと、試行錯誤している様子です。

黒板には「やぶいた かたちから うまれたよ」

と書いてありました。紙も色々用意してあっ

て、子どもたちが自由に選べるのがいいです

ね。楽しい生き物や、不思議な生き物、実

在する生き物などが、どんどん作られてい

きました。子どもたちも楽しそう。

 

この時期、ムラサキツユクサが咲いていま

す。この葉を顕微鏡で観察すると、葉脈や

気孔(息をする口みたいなの)が見えるの

ですが昨年は花壇になく、校内の先生方に

声をかけたら、お庭にあるという貴重な数

株をいただきなんとか実験はできました。

それが今年も咲いてくれました。増えてい

ます。朝しか見られないかわいい花です。

ところが!

排水溝に少し溜まった土に、(今度掃除せねば)

 大きめのムラサキツユクサが、咲いているのです。

こんなところにどうやって育ったのだろうかと、

びっくりです。調べてみると比較的強い花だそうで

すが、それにしても見事な生命力です。植え替える

とさらにふえそう。

夜にニュースを見ていたら、今日は夏至の日。

一番昼の長さが長い日でした。世界中で日の

長さを祝う習慣がある日ですね。との説明を

聞いて、「あっ!しまった!」

立川市が誇る、ファーレ立川。ご存知のよ

うに街の中にたくさんの現代アートが飾ら

れています。その中の一つに、

「私は太陽を待つ」という作品がありま

す。市内の5年生が鑑賞に行くときに必ず

取り上げられ、

「夏至の正午にだけここに光が当たる」

ということで有名な、人気の作品なの

ですね。とはいえ土日で、それに梅雨

の時期。晴れないとこの作品は完成し

ません。ああ、今日ならきっと見られ

たろうと、がっかり。でも来年の夏至は、

21日の日曜日。チャンスはまだある!