日誌 2018&2019

立秋

今日は、暦の上では二十四節気の立秋です。秋とは名ばかりで、本当に暑さがおさまりませんね。しかも、また台風が来そうですし…。古今和歌集に「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」という有名な和歌があります。歌の前に「秋立つ日詠める 」とあるので、立秋の日に読んだ歌なのですが、今から1200年も前の立秋はどんな立秋だったのでしょうね。はじめの五音は「あきこぬと」ではなく、「あききぬと」と読みます。「来ぬ」の「ぬ」は完了の助動詞で「秋がきた」と訳します。写真はコオニユリとヘチマ。