令和2年度の思い出

梨の花

日本で春の木の花と言えば、早春は梅、そのあとは桜と決まっていますが、中国では梨の花が珍重されています。かの楊貴妃の様子を「梨花一枝、春、雨を帯びたり」(長恨歌)と梨の花にたとえています。市内では梨を栽培しているところもあり、今頃は花の盛りです。真っ白な花で、桜に劣らず美しいのですが、栽培なので桜のように大きく咲かないところが残念です。写真は先週、幸町で見かけた梨の花です