校長日誌

2022年12月の記事一覧

いしずえ265


■今日の東京新聞で、立川市に住んでいる方が「雪虫」を発見したという記事を
読みました。雪虫は「北海道民に雪が降る(冬がくる)ことを告げる」と言われ
ています。記事では実際に雪虫かどうかの論議がありました。でも発見した人は
「東京でも降雪に注意!」と述べていました。実際に『日本海寒帯気団収束帯』
略称JPCZの被害が出ているので気になりますね。この頃は気象予報からはずれ、
被害が大きくなる天候が珍しくありません。「備えよ常に」と肝に銘じています。
                         (12月20日飯田芳男)

いしずえ264


■校長室前が、昨日のテレビ番組の話題でにぎわっていました。「鎌倉殿があっ
て、Мー1があって、深夜はサッカーで。同じ日にやってほしくない」という声
が漏れ聞こえてきました。私の中学時代は「同じ日にやってほしくない」という
意味合いがやや違います。録画はできず、一家に一台しかテレビがない頃なので、
「家族それぞれが見たい番組を、同じ日に放映してほしくない」が切実な願いで
した。我が家では、チャンネル権をめぐって、日夜家族間で激しい争いが勃発し
ていました。いつか一中生の皆さんに、昭和のチャンネル争いを語ってあげたい
です。                     (12月19日飯田芳男)

いしずえ263


■『雁は木片(もくへん)をくわえて飛び、疲れると海に浮かべてその上で羽を
休める。飛来したら浜辺に木を置いて南へ旅を続け、春には同じ木をくわえ北へ
帰って行く…』と、渡り鳥「雁」のすごさを、今朝読売新聞のコラムで知りまし
た。「大造じいさんとガン」に登場する、ガンの英雄「残雪」を思い浮かべまし
た。もう一度読み返しています。         (12月17日飯田芳男)

いしずえ262


■赤鼻のトナカイがそりを引きます。小学校2年生を担任した時「ソリは出発し
た?」と毎日のようにたずねてくる児童がいました。遠いフィンランドから来る
から、休みながら来てほしいという願いのようでした。5年生を担任した時は、
「先生、赤鼻のトナカイはメスなんだよ。冬につのがはえているのはメスだよ。」
と教えてくれる児童に感心した覚えがあります。今宵もオリオン座を眺めながら
赤鼻のトナカイを探してみます。         (12月17日飯田芳男)

いしずえ261


■読売中高生新聞【コトバの顔】欄で『お茶の子さいさい』という言葉をとり上
げていました。「お茶の子」というのは、お茶に添えるちょっとしたお菓子のこ
とだそうです。漬け物やお粥などの軽食をさすこともあったと言います。満腹に
ならない軽いものという意味が転じて、お茶の子は「大して労力を使わない簡単
にできること」を意味するようになったとか。記事では、「茶の子」という名の
「もなか」が紹介されていました。「さいさい」は掛け声とかハヤシ言葉の一種
です。でも和菓子作りは重労働なので「お茶の子さいさい」なんて言えませんね。
さて、私にとっては何が「お茶の子さいさい」なのか?何を手がけてもシンドイ
ことばかりという結論に達しました。       (12月16日飯田芳男)