日誌

授業改善(東京都教育委員会 授業改善推進拠点校)

立川第八中学校は令和3年度より継続して「東京都教育委員会 授業改善推進拠点校」として授業改善を行っています。

令和5年度は年間8回の校内研究会(職員全体会)、月約2回の授業改善検討委員会(グループごとの分科会)、研究授業を実施しています。

その取り組みの一例を紹介します。

1年生 社会 単元名:「ヨーロッパ州の自然環境」

 あらかじめ「授業実践共有シート(立川第八中学校独自の様式)」に授業実践のテーマに基づく項目をまとめて授業を行います。

 紹介する授業のテーマは「対話的活動を取り入れた授業実践」です。

①ヨーロッパの位置と代表的な国名の確認です。既習事項なので生徒から発言してもらいながら確認をします。

 「めあて」を伝えます。この時間は自然環境に着目したとき、「旅行するならどこをお勧めする?」のか考えることがポイントです。

 (10月から各教室にデジタル黒板が導入されています。)

②生徒は各自の白地図にヨーロッパの代表的な地形名を記入します。

③全体での確認の後、「旅行するならどこをお勧めする?」のか教科書やPCで調べて自分なりの理由をまとめます。

④同じ地域を選択した生徒どうしで意見を共有します。

⑤最後に「お勧めする地域」ごとにその理由を発表します。(クラス全体での共有)

★授業後(数日後の場合が多いです)授業改善検討委員会(グループごとの分科会)を行い、授業改善に向けた意見交換を行います。

授業改善検討委員会で検討された意見は校内研究会(全体会)で意見を共有して授業実践の方法などを修正して、授業改善につなげていきます。