日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2228 (2021.8.29)

校長日誌 錦町の空から NO2228 (2021.8.29)


 アレルギー研修

 夏休みも後2日になりました。あっという間ですね。7月29日から開始して、約1か月。42日たっぷりあった保護者の皆さんの子供時代からすると、短い、と感じられるでしょうか。(子供たちの中には、宿題に追われ、もう1週間夏休みがほしい、という子もいるのではないでしょうか?・・・ちなみに私はそういう子供でした。)
 さて、始業式が9月1日。その翌日の2日から給食が始まります。
 その給食開始を踏まえ、教員でアレルギー研修を行いました。
 アレルギー事故防止のために、三小では、アレルギーのある子供たちについて学校と保護者で面談を行い、除去食や一部(もしくは全部)お弁当の対応をします。
 そのうえで、給食室では、毎日栄養士と調理員がトリプルチェックを行います。
 教員は、朝出勤時にアレルギーのチェックを行い、さらに、給食時に担任が確認(クラスの仲間もわかっていて、声をかけてくれることもあります)、さらに、副校長先生が当該の子供たちのところにいって、アレルギーの確認を行います。(ダブルチェックです。)
 ただ、このようにしても、万に一つ、アレルギー反応が起きたりすることがあります。(アレルギーがないと思われた食材で反応が起きることもあります。)
 その万が一に備えて、研修を行うのです。
 
 アレルギー反応(のどがかゆいとか湿疹が出るなどの反応)があったとき、すぐに担任から職員室に報告があります。当該の子供は保健室に行って、すぐに養護教諭や副校長が確認。軽微であれば保護者に連絡し、様子を見ます。(場合によっては、軽微に見えても病院に搬送します。)

問題は、アレルギー反応が厳しいときです。担任や養護教諭や副校長が救急車を要請し、保護者に連絡。

救急車が来るまでの間に万が一アナフィラキシーショックの可能性があるときには、預かっているエピペンを打ちます。(下の写真はエピペンを打つ研修です。)

と、ここまで研修の様子を書きましたが、大切なのは、保護者の皆さんと学校の連携です。家庭でもお子さんがのどや皮膚のかゆみや発疹など、アレルギー反応を示すようでしたら、必ず医療機関を受診し、医師の指示のもとに、学校と家庭で給食等についてしっかりと協議をしていかねばなりません。「連携・協働」ですね。