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喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO129 (2018/6/6)

校長日誌 錦町の空から NO129 (2018/6/6)  
 
 月曜日の全校朝会の講話です。

おはようございます。今日は「人権」についてお話しします。「人権」って難しい言葉ですね。でも、三小にはとってもわかりやすい言葉があります。このポスターを見たことがあるでしょう。

(※「人権とは自分も、他の人も 大切にすること」と書かれたポスター。三小の校舎のあちこちにずっと前から掲示されています。)

 この言葉が人権の意味を表しています。

わかりやすい言葉ですが、本当にわかりやすいですか?例えば「他の人を大切にする」って具体的にどういうことでしょうか?

それは、例えば、「人がいやがることはしない」とか、「人がいやがることは言わない」とかです。他の人を大切にするとは、例えば、「暴力を振るわない、つまり人を叩いたり、蹴ったりしない」ことです。

また、「ちくちく言葉を言わない」ことも他の人を大切にすると言うことですね。ちくちく言葉を言わずに、ふわふわ言葉を言うことです。

また、例えば、「こまっている人を見かけたら、気づいたら、手助けをする」ことも他の人を大切にすることになりますね。

では、人権のもう1つの意味、「自分を大切にする」ってどういうことでしょうか?

それは、例えば、自分が他の人に、いやなことをされたり、言われたりしたときに、しっかりとその人に「やめて!」と言えることが、自分を大切にすることです。

また、自分に対して、ちくちく言葉は言わないことも自分を大切にすることです。例えば、うまくいかないときに、「あ~、僕ってバカだなあ」とか「私にはできないよ。」とか「ホント、私ってダメな子。」とか自分を傷つける言葉、自分へのちくちく言葉は、言うと自分を大切にしていないことになります。

今日のまとめです。三小は人権を大切にしてきた学校です。

人にいやなことしない、言わない、困っている人を助けることで他の人を大切にしたことになります。

また、自分に対してちくちく言葉を言わないで、自分を褒め励ます、ふわふわ言葉を言うようにしましょう。それが自分を大切にすることです。