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喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO138 (2018/6/11)

校長日誌 錦町の空から NO138 (2018/6/11)  

 おおぼらを吹いてしまいましたが・・・
 
 金曜日の夕方に日光移動教室の引率教員と看護士さんの打ち合わせがありました。
 ほぼ一時間半をかけて丁寧に日程と重要事項を確認しながら進めました。
 もう終わりにさしかかったとき、私が先生方へこう問いかけました。
「ねえ、日光の行き帰りの電車って、ワイファイがあるのかな?」
 その瞬間、場の空気が凍り付きました。
「校長先生、何を言い出すかと思ったら、ワイファイ?誰かとメールのやり取りでもするんですか?」
 少しの間の後、担当の若い先生がきっぱり言いました。
「校長先生、申し訳ありませんが、きっとワイファイはないと思います。」
 クレーマーに絡まれた旅行会社のスタッフが毅然と断ったような感じでした。
 誤解されている、と感じた私は、あわてて補足説明しました。
「ホテルは確かワイファイがあったと思うけど、電車があるかどうかわからなかったからね。」
「実は、ワイファイにこだわるのは、移動教室の3日間でどんどんブログをアップしていこうと思っているからなんだ。」
 ここへ来て、先生方は「ああ、なるほどねえ~。そっちか~っ。」と言ったような表情。なんか重い空気だったので、思わず私はこう口走ってしまいました。
「いや、この3日間で私はブログを50号書こうと思っていてね・・・。」
 ほとんどおおぼらです。でも、思わず口走ってしまったのです。
 先生方は「ああ~、なるほど~、そうなんですか~。」と言っていましたが、「まさか50号?無理でしょう。」と言った雰囲気が満載でした。
 日光にはノートパソコンを持参し、電車車中とホテル内でブログをアップします。でも、そのときだけでは、到底50号には及ばないでしょう。でも良いのです。大見得切って宣言すると、意外とその数値に近くなったりする経験はとても多いのです。
 さて、果たして50号という数字は、単に校長のおおぼらなのでしょうか。それとも・・・?