日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1109 (2019.12.16)

校長日誌 錦町の空から NO1109  (2019.12.16)

 全校朝会講話

 先週の月曜日の全校朝会講話です。
 今回のテーマは、「良い聞き手になる」です。

聞く、はコミュニケーションの基本。まずは聞くことからコミュニケーションは始まります。
で、話を分かりやすくするために、今回は劇化しました。
協力してもらったのは、3年生の担任の佐藤先生と5年担任の中村大地先生です。

私が大人役、そして二人の先生が子供役になってもらいました。
まず佐藤先生。「土曜日何をした?」という話題を振ります。
子供役の佐藤先生が話始まると、大人役の私は、思いっきりしっかり話を聞きます。
次に、もう一人の子供役の中村大地先生。今度は一転。私は腕時計を見たり、よそ見をしたり、子供役の佐藤先生と話をしたり・・・まあ、ひどい塩対応です。(あくまでもロールプレイングです。それにしても中村大地先生にはひどい扱いをしてしまいました。)
最後に二人に感想を聞きました。

まず佐藤先生は、
「話していて気持ちが良かったです。しっかり話を聞いてもらえました。笑顔で、うなずいて、いろんな反応をしてくれたので、とっても話しやすかったです。」
と感想を述べてくれました。
次に中村大地先生。
「むなしかった。最初一生懸命話したのですが、途中から全く聞いてくれていないことが分かって、話さなきゃよかった、と思いました。」
と感想を述べてもらいました。

二人にお礼を述べてから、私はまとめました。

「良い聞き手になりましょう。三小の皆さんのように、まずは相手を見て聞くことです。(※全校朝会ではいつでもそうです。)アイコンタクト、と言います。次に反応をすることです。うん、うん、とうなずいたり、『へえ~』とか『なるほど~』とか『それで、それで』とか反応する言葉を言うことです。しっかり相手を見て、笑顔で、うなずいて、質問したり、反応したりすることで、相手は『あ、私の話、聞いてくれている』と思うでしょう。そういう、良い聞き手になりましょう。言葉を換えれば、聞き方名人になりましょう。」

三小の子供たちには、静かに聞くことにとどまらずに、能動的な、良い聞き手になってもらいたいです。