日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1152 (2020.01.15)

校長日誌 錦町の空から NO1152 (2020.01.15)

 再会

 校長という職は因果な職です。
 どこにいても校長がついて回ります。
 先日のこと。平日の夜に、チェーン店の回転寿司に行きました。そのチェーン店は、スタッフにあまり愛想がないのですが(まあ、回転寿司のスタッフに愛想は求めていませんが)、その日会ったスタッフは若い男女とも笑顔が素敵で、「こんなさわやかな若者、珍しいなあ」と思っていました。
 さて、会計となって、会計を済ませたとき、若い女性スタッフが「校長先生?」と声をかけてきました。三小?それともけやき台小?と考えましたが、どう見ても高校生。高校生で私のこと知っている子がいるのかなあ?と思っていると、その女性スタッフは、再度「西砂小学校の校長先生ですよね?」と尋ねてきました。そこで分かりました。そうです。西砂小学校の卒業生だったのです。
 私が分かったことが伝わったようで、「○○先生が担任でした。私は~です。」と名乗ってくれました。そこで思い出しました。小学生だったときの~さんを。
 「今、高校生になって、ここでアルバイトしています。」
と言ってくれました。すっかり大人になって、生き生きと仕事しているその卒業生を見て、うれしくなりました。と同時に、「この回転寿司に来て、大食いなんかした日には、あっという間にSNSで「西砂小の校長先生は超大食い!」という話題が拡散するのだろうなあ・・・。と思った次第です。
 そうです。私たちはどこでも校長なのです。