日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1472 (2020.9.4)

校長日誌 錦町の空から NO1472 (2020.9.4)

 全校朝会講話

 月曜日の校長講話の概略です。
 今回の話題は、「情報をうのみにしない」でした。先日お知らせしたように、6年生と4年生でこの趣旨で授業が行われました。熊本地震でのデマは、元々は南アフリカの写真でした。ここから「インターネットにはウソがいっぱい」であることを伝えました

 また、取材の日付をごまかすなど、「テレビにもウソがある」ことを伝えました。大切なこととして、何かを見聞きしても、「すぐに信じないこと」、「それ、本当?」と疑ってみることであることを伝えました。ここまでは世の中にあるウソ、デマですが、身近にもデマがあると伝えました。
 よくあるデマで誰かが「もうすぐ大きな地震が来るよ。」(これは、元ネタは、インターネット等)。こういう話題は、信じやすいです。でも、大切なのは、「すぐに信じないこと→自分で調べてみること」です。調べ方は例えば「ニュースを見てみる」、「インターネットを見てみる」、「先生に聞いてみる」などです。もちろん、これらにも間違いがあるのですが、複数を確認することで正確さが増します。
 さらに身近なウソ、デマでは「~さんがあなたの悪口いってたよ。」というものです。これは古今東西であるものです。こんな時、子供たちは信じてしまい、がっかりということがあるのですが、「一人悩まず、先生に相談してみる」ことを勧めました。
 こういうことをせず、人から聞いたことを信じたら、大切な友達を失うことになる、と伝えました。また、これからありそうなことでは、「~さんのうちでコロナが出たって!」「~さんがコロナになったんだよ。」というようなウソです。これは万が一真実だとしても言われた人がとっても傷つくよ、と伝えました。そして、「もし、コロナなら、保健所がきます。」と伝え、保健所が来たとしても、大騒ぎしないことを伝えました。 
 まとめとして、「人から聞いたことをすぐに信じない」、「調べて、考えて、しっかり判断する」、「一人一人がいい加減な情報を流さない」、「人から信じてもらえるように、普段からウソをつかない」ことを伝えました。