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校長日誌 錦町の空から NO590 (2018.12.25)
校長日誌 錦町の空から NO590 (2018.12.25)
いよいよ終業式。体育館で次の講話をしました。
おはようございます。いよいよ明日から冬夏休み。お正月も楽しみですね。その前に、今日先生方からあゆみが渡されます。先生方が時間をかけて、心を込めて書いてくださいました。校長先生は、先生方が書いてくださったあゆみを読みました。皆さんが2学期一生懸命頑張ったことや、これから皆さんが頑張らなくてはいけないことが詳しく書いてありました。今日は、その一部を紹介しましょう。
まずは1年生。
・道徳の「ええところ」の学習では、自分の良いところと友達のよいところを見つけることができました。友達のよさをたくさん見つけ、認め、ほめることができる姿に感心しました。
※人の良さを見つけて、ほめることができる人って、本当にステキですね。三小のみんながそうなってほしいです。
・算数の繰り下がりのある引き算の学習では、繰り下がりの計算の仕方をみんなの前でわかりやすく説明することができました。
※本当にわかっている人は、人にわかりやすく説明することができます。人に説明したり、教えたりができれば、さらに勉強がわかるようになります。
・学芸会「はだかの王様」では、ナレーターを務めました。劇の最初と最後の大事な役でしたが、大きな声で頑張りました。
※学芸会って、ついつい主役に目が行ってしまいますが、主役が目立つのは、脇役の人たち、ナレーターの人たち、ライト役の人たち・・・というたくさんのサポートの人たちがいるからです。学芸会が大成功したのは、主役の人はもちろん、みんなで力を合わせて協力したからこそです。
次に、2年生。
・算数「かけ算」では、九九に興味を持ち、家でも繰り返し練習してすらすらと上手に唱えることができ、学級のお手本です。
※勉強には、漢字とか、九九とか計算などのように、繰り返し繰り返し取り組まないとできないものがあります。コツコツと続ける力って大切ですね。
・生活科「探検の発表会」では、学級の代表に立候補して、一年生の前で大きな声で代表の言葉を言うことができ、立派でした。
※何かを話すときには、「何のために話すのか?」「誰に向かって話すのか?」をいつも考えていなくてはいけません。調べてまとめてお終い、より、誰かに向かって伝えた方がしっかり頭に残りますね。
・体育の鉄棒では、友達の動きをよく見たり、良いところを積極的に取り入れたりして、地球回りが上手にできるようになりました。
※学ぶというのは、「まねぶ」という言葉から来ています。体育でも、国語でも、音楽でも、英語でも、手本となる先生や友達の良いところをしっかりまねていくと、力がついてきますね。
真剣に話を聞く三小の子供たち。
最後に3年生。
・国語の授業では、漢字や言葉を辞書で調べ、発表していました。
※3年生は辞書を使いこなしています。これからの時代は、先生からすべてのことを教えてもらうのではなく、自分で調べられることは自分で調べる力が大切になりますね。
・二学期は、自分の意見を伝える機会が多く見受けられました。
※これからの時代は、誰かが意見を言ってくれるのを待って、「同じです。」というのではなく、良い意見かどうかは別にして、自分の意見をもつことが大切です。理由もつけて話すともっとみんながわかりやすくなりますね。
・道徳の学習「相互理解」では、いじめをなくすためには、みんなが相手の気持ちを考えて関わることが大切だと学び、自分と友達との関わり方をしっかり振り返ることができました。
※相手の気持ちを考えるというのは、三小を、日本を、世界をよくしていくために必要です。相手の気持ちを考えたら、いじめなんてできませんね。逆に言えば、いじめをする人って、相手のことを考えられない人、自分のことしか考えられない人なのかもしれませんね。
4年生から6年生についても、力を合わせて学芸会を大成功させたことや、長縄で失敗した人をフォローしたこと、友達と一生懸命話し合って、勉強を深めたことなど、三小の皆さんがとっても頑張ったことが書かれていました。
2学期皆さんがよく頑張ったことがわかって、校長先生はとってもうれしかったです。
あゆみには、ここをこうすればもっと伸びるよ、という課題についても書いてあります。良いところはますます伸ばして、課題は、3学期にぜひクリアしてください。
では、楽しい冬休みとお正月を。
年末なので、最後は、「良いお年を」と言いましょう。
「良いお年を。」