日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1365 (2020.7.5)

校長日誌 錦町の空から NO1365 (2020.7.5)

 音楽の授業も工夫して

 分散登校が始まる前に、感染拡大防止を図るため、先生方と教育活動全般にわたり、詳細を検討しました。 
 問題となったのが、国や都から示された課題「体育」や「音楽」等の授業をどう行うかでした。
 音楽は、合唱が難しい、ということで、分散登校の時は、合唱をしませんでした。
 一斉登校となり、少しずつ歌う活動の準備運動をしていくことにしました。
 それが下の写真にある準備です。
 つまり、「心唱(心の中で歌う:国語の黙読みたいなもの)」→「ハミング唱(ハミングで歌う(ハミングは歌うとは言いませんが)」→口パク唱(大きな声で歌うつもりで口パクで歌う)」→軽唱(マスクをつけてごく小さな声で歌う)」

今どの歌唱をしているのかわかるように、取り組んでいる歌唱を上に上げます。

立ち上がって、口パク唱。口パクであっても歌うときは立って歌います。

モーツアルトとの「魔笛」を鑑賞しました。
登場人物のパパゲーノとパパゲーナのどちらが今歌っているのかを聞き取って、挙げた手で表します。パパゲーノが歌っていると思ったら、右手を挙げ、パパゲーナが歌っていると思ったら、左手を挙げ、双方が歌っていると思ったら、両手を挙げるというルールです。(※今はパパゲーノが歌っているときなので、子供たちの右手が挙がっています。)

今度はパパゲーナが歌っているので、左手が挙がっています。

ただ聞いているだけとは違って、男性の声、女性の声、そして混声の違いを聞き取ると、しっかり聴くことができています。

マスクを外して大声で歌える日はいつ来るのでしょうか?