日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2085 (2021.7.8)

校長日誌 錦町の空から NO2085 (2021.7.8)

 6年生社会。歴史の学習で「大陸に学んだ国づくり)の学習が終わり、最後のまとめで「最も功績のあると考える人物は」というお題で、子供たちはレポートにまとめました。
 多くの子ども達がが聖徳太子、聖武天皇、鑑真を選びました。
 「来年度、歴史を学ぶ5年生に紹介する」という目標(相手意識)をもたせ取り組むと、初め、中、終わりの段落の「中」で人物の功績を紹介することは上手にできました。
 ここで社会科担当の先生はハードルを上げました。最後のまとめの段落がもう一歩という子が多かったためです。
鑑真はみんなのために働いたすごい僧だから、最も功績があると考えるだと、行基だってそうでしょ~?」と社会科担当の先生が説明すると、子供たちは「確かに!」と反応していました。
政治の仕組みを初めて制度としてつくったのは聖徳太子であり、その流れが聖武天皇にまで流れているから、聖徳太子が最も功績のある人物だと考えるだと、文句なしのAだよね~。」と紹介すると、6年生はさらに納得した様子でした。
 社会科担当の先生によると、各クラスに歴史好きになってくれた子が多く、自習用のプリントを配ると、その日のうちにやってくる子もいるそうです。



まとめの学習のための板書。
子供たちの書いたノート。


意見を書くときに、国語辞書を活用するのは、ごくごく日常の風景です。

ノートのまとめ方も上手になりました。

自分の考えをもつ、それも根拠をもって。これが学力向上につながります。