日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2052 (2021.6.21)

校長日誌錦町の空からNO2052(2021.6.21)

 6年理科

 6年生の理科に「植物の水の通り道」があります。
 水が根から吸い上げられることを知ったうえで、「では、その水は、どのように茎や葉を通って運ばれるのだろうか?」という学習課題が示されました。


全員に下のようなワークシートが配られ、それぞれ予想を書き込みました。

個人作業が終わったところで、全員で共有。
それぞれ、自分が書いたワークシートを実物投影機で大型テレビに映し出して、どのような通り道となるのかを予想し、その理由を添えていきました。

理科専科の先生からは、「理由が大切です。聞いていて、『なるほど、筋が通っているな』という理由を述べられていることが素晴らしいですね。」と、発表をした子供たちを誉めました。
この後、みんなで話し合いをしていきました。
教科書などを使って、
「根から吸い上げられた水は、このような道を通って茎や葉に運ばれます。」
と正解を伝えてしまえば早いのですが、それでは暗記だけになってしまいます。大切なのは、自分なりの意見を、根拠をもって伝え合うことです。この伝え合いの中で、子供たちは「ああ、なるほど~。」と意見を修正したり、「やっぱり私と同じだ」と考えを強調したり、新しい意見に納得したり、いろいろ頭の中がくるくる動いていきます。