日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO243(2018/07/06)

校長日誌 錦町の空から NO243(2018/07/06)

 全校朝会講話
 月曜日の全校朝会の校長講話を載せます。

 おはようございます。今日は、サッカー・ワールドカップについてお話します。(※1年生から「知っている。」「見てる。」などの言葉あり。)

今回のワールドカップで、日本代表に対して、始まる前までは、専門家の人たちが「0勝3敗でグループリーグで負け。」とおっしゃっていました。ところが!なんと1勝11引き分け決勝トーナメントへ行けることになったのです。

弱いと言われ日本代表がどうして決勝トーナメントに行けることとなったのでしょうか。校長先生は、これだと思います。(※フリップボードを示して)そうです。「あきらめない心」です。

 この「あきらめない心」について、日本代表の岡崎慎司選手はこう言っています。

僕はサッカー、ヘタなんで。自分がうまいと思ったことは一度もないんで、練習するしかないんです。ただ、どんなに高く見える壁でも、乗り越えられない壁はない。もし、僕にひとつだけ才能があるとしたら、それは、何があっても絶対にあきらめないという才能だと思っています。」

 同じく日本代表の本田圭佑選手はこう言っています。

何でもスムーズに上に行くことはないと思うし、一度や二度の挫折は誰にでもある。一番重要なのは、その挫折から立ち直れるか、立ち直れないかだと思う。」

 大人でも、子供でも、もちろん校長先生も、うまくいかない時に、人はあきらめてしまうものです。

 例えば、体育でドッジボールをしていて、サッカーをしていて、点差がついて負けそうになった時、「もうだめだ。」「もう負けだ。」と思ってしまいがちです。また、勉強で、テストでよくない点をとってしまうと、「ああ、ぼくは算数が苦手。」「国語は無理。」とあきらめてしまいがちです。また、友達との関係でも、失敗はしばしばあります。うまくお互いの気持ちが伝わらず、「もうだめ」とあきらめてしまいます。

 でも、岡崎選手や本田選手が言うように、スポーツでも、勉強でも、友達との関係でも、「最後まであきらめない心」が大切なのです。

 とはいっても、人間はみんな弱いです。一人だとどうしてもあきらめてしまいがちです。だから、仲間と元気づけ合いましょう。みんなで励まし合いましょう。「がんばれー!」、「大丈夫だよ。」という声かけをしあいましょう。

 今日は、あきらめない心についてお話しました。

 日本代表選手は、日本人に「あきらめない心」「折れない心」の大切さを教えてくれました。長友選手が「胸を張って帰ります。」と言っていましたが、本当に堂々と胸を張って帰国してほしいものです。