日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1224 (2020.03.11)

校長日誌 錦町の空から NO1224 (2020.03.11)

 鎮魂

 今日は東日本大震災から9年。未だに4万人以上が避難生活を余儀なくされています。亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。

 私もあの日(3月11日)のことを未だに忘れられません。ニューヨーク日本人学校に行く直前に、東京も大きく揺れ、すぐに我が子を学校まで迎えに行きました。帰宅後、我が子と二人でテレビを見ていると、津波が押し寄せている映像が映し出されました。車が迫り来る津波に気付かず、飲み込まれる寸前で映像が切れるのも見ました。
 その後3月14日に何とか文科省で辞令を受け、成田空港へ向かい、ニューヨークに到着しました。ニューヨーク到着後も、ずっと日本の映像を見続けました。ニューヨーク日本人学校では、先生方と生徒会の発案で震災チャリティーコンサートを行いました。教員である限り、ずっと忘れません。そして災害が起きたら、子供たちの命を守るために教職員集団と全力を尽くす、という気持ちを改めてもちました。