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喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO314 (2018/08/27)

校長日誌 錦町の空から NO314 (2018/08/27)

   TGGへ行ってきました①

 TGGって、ご存じですか?TokyoGlobal Gateway(トーキョー・グローバル・ゲートウェー)の略で、要するに東京英語村です。東京英語村?と言っても伝わりにくいですね。誤解を恐れず、簡単に言うと、「キッザニアの英語版」だと思ってください。TGGHPには、次のように書いてあります。
「TGGは、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、まったく新しいタイプの体験型英語学習施設です。

東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の開催とその先を見据え、生活習慣・文化・価値観などの多様性や人権が尊重され、誰もが幸せを共感でき、そこに住み続けたいと思える「世界一の都市・東京」の実現を目指しています。
 一方、グローバル化が進むなか、日本のTOEFLスコアランキングが、アジア圏30か国中27位(2014年)という結果からもうかがえるとおり、「世界一の都市・東京」の実現を目指す上で、日本人のグローバルなコミュニケーション能力には、大きな課題があるとされています。

 このため東京都教育委員会は、児童・生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるよう、東京版英語村、TGGを開設することとしました。」TGG HPより)
 私の学校経営方針は、「グローバル時代を生きる知徳体のバランスのとれた子どもの育成」ですが、都教委の、このような方針と合致するところがあります。
 また、HPにはTGG設立の目的を次のように謳っています。

TGG設立の目的は、普段の学習効果を高めるために、英語を体験する場を設けることでした。せっかく学校で長い時間かけて英語を学習しても、初めて英語を話す機会が海外旅行になってしまうケースがこれまでは多かったように思います。いきなり海外旅行で現地の外国人に話しかけたのでは、通じなくて当たり前。そこで自分の英語力に自信をなくして、英語をあきらめてしまった方も多いのではないでしょうか。」(TGG HPより)

 先月に私たちの勉強会に講師でお招きした、立教大学の松本茂先生は、このTGGのプログラム監修者。その松本茂教授によれば、「英語を効率よく身につけるには、PICサイクルに沿って学習することが大事。Ppractice(個人学習)、Iinteraction(対話型学習学校の授業)、Ccommunication(実践→TGG)の頭文字。これまで日本の英語学習にはCの部分が十分でなかった。」とのこと。

部活動に例えるなら、普段の授業が練習に当たり、TGGは試合を担当します。試合に勝つことを目指すことで、毎日の練習方法は実践を想定してがらりと変わってくるように、児童・生徒の普段、英語に取り組む姿勢が大きく変わってくることを想定しています。部活動でも練習試合を多く組みますが、試合の場ほど技能の伸ばす機会はないでしょう。ぜひ、TGGへお越しください。(TGG HPより)

そのTGGは、来月(9月)からプログラムが開始します。その前に、教育関係者に内覧会や体験会を開催してくれました。本来私は89()に体験会に行く予定でしたが、台風のため、急遽中止に。がっかりしていたところ、私たちの勉強会の仲間が820()、そして私と三小の英語専科と市内十小の校長先生の3名は、823()に代替として行けることとなりました。

(次号へ)