日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO593 (2018.12.28)

校長日誌 錦町の空から NO593 (2018.12.28)

 2学期を振り返る①ー外国語①ー
 
 年の瀬にその学期の活動を振り返りたいと思います。その1は、外国語。ご存じの通り、三小は、市内で唯一の英語の専科がいます。
 専科教員が配置されていると言うことは、それだけ外国語に力を入れているということです。12月にその専科教員が市教研(立川市立小学校教育研究会)で市内の先生方に授業を公開しました。その様子を紹介します。

 今回の授業の単元は「what time do you get up ?」(何時に起きますか?)。「何時に起きますか?」、「何時に学校に行きますか?」、「何時にお昼ご飯を食べますか?」など日常生活で自分の生活と他の人の生活を比べる単元です。
 外国語でも他のどの授業でも大切なのは、めあて。今日の授業のめあては、黒板に掲示されているとおり、「外国の生活と自分の生活を比べて、紹介し合おう」です。
教科書では、自分の生活と級友の生活を比べるつくりになっていますが、今回は専科教員があえて外国の子供たちと自分たちを比べさせたい、という想いからこのねらいとなりました。
 その理由を尋ねてみると、次のように話してくれました。
「三小の6年生は、日常の会話から、外国への興味関心がとても強いことがわかります。多文化共生を目指したいという私の思いもあり、自分たちの日常生活と外国の子供たちの日常生活を比べることで、子供たちにこのような多文化共生の考え方をもってほしいと思いました。それは『日本の生活が当たり前と思っていたら、外国はかなり違うんだ。でも、違いがあったからって、どっちが正しいというわけじゃない。どっちも良いんだ。それぞれの良さがあるんだ。』ということです。」
 今回、外務省の子ども向けのHPに諸外国の子供たちの日常生活が紹介されているものを見つけたそうです。そのHPを、子供たちが調べ(総合的な学習で行いました)、発表する形をとりました。