日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1481 (2020.9.9)

校長日誌 錦町の空から NO1480 (2020.9.9)

 主体的に取り組む―図工「宝箱」―

 先日図工の宝箱の紹介をしました。その続きを参観しました。印象的だったのは、子供たちの取り組み姿勢。授業の初めに「なぜこれを創るのか?」「どのように使うのか?」「どのように作っていくのか?」等のオリエンテーションをしっかり受けたため、子供たちは一人一人自分の目標をもって、ゴールを目指して黙々と制作作業に取り組めるのです。

のこぎりやトンカチ等の用具の取り扱いにもだいぶ慣れてきました。男女関わりなく、DIYができるようになりそう?

宝箱の中にくぎを打ち付ける。子供たちの頭の中には完成予想図があります。

伝統工芸品の職人さんのように、細部までこだわる子供たち。

先生の役割は?あるんです。子供たちが安全に制作できるように、用具器具の使い方を教えたり、子供たちのゴールイメージと現実がうまくシンクロしていない時にヒントをあげたり・・・教え込むのではなく、コーチングです。

このように自分の目標(ゴール)に向かって、試行錯誤しながら、微調整しながら、学習を進めていくことを「学習調整」と言います。