日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1948 (2021.4.27)

校長日誌 錦町の空から NO1948 (2021.4.27)

 アルファベットに慣れる

 5年生の外国語科(昨年度から教科になったので、外国語「科」です。)で自己紹介をしていました。

子供たちは各自アルファベットの表(大文字小文字が書かれている表)をもって、自己紹介をします。その際、スペルアウト(自分の名前のアルファベットを1文字ずつ発音する)します。(私の名前だったらY-AーSーUーYーUーKーI、とというように)
相手の子は聞き取ったアルファベットを表から探し、そのアルファベットに〇をつけます。すべてのアルファベットに〇がつくように自己紹介を続けるという活動です。
 活動を終えて英語専科が「気づいたことはありますか?」と問いかけたところ、「名前には、XやZはない。」とのこと。素晴らしい気づき。通常、日本語の名前ではXやZはないのです。

 外国語学習でアルファベットを読み書きできるようになることは必須の力です。しかし、これが意外にはハードルが高い。
 私は中学校で外国語を学んだとき。ひたすらアルファベットをノートに書いた覚えがあります。書いて覚えることは大切ですが、それだけでは辟易とします。覚えるための工夫が必要です。今回の取り組みは、そんな工夫の1つです。楽しみながら繰り返していくうちに習熟していくでしょう。