日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO924 (2019.8.11)

校長日誌 錦町の空から NO924 (2019.8.11)

 NAGASAKI

 8月9日(金)。長崎原爆の日。テレビを見ていたら、アメリカで「NAGASAKI」という言葉が動詞のように使われているという報道がありました。
「NAGASAKI」という言葉は、何と「破壊する」という動詞として使われているとのこと。意味合いとしては間違えてはいないのでしょうが、例えばこの「NAGASAKI」を上司が部下に向かって、「お前のキャリアをNAGASAKIしてやる」というように使う、と聞いて、何と無神経な!と感じました。
 言葉のいじめと同じで、使っている方は、何とも思っていないのかもしれませんが、使われた方(いじめられた方)や、長崎県民の皆さん(いや、日本国民と行った方が良いのかもしれません)は、このような使われ方を聞いたら、嫌悪感しかないでしょう。
 国語や英語のような言語教育では「相手意識」ということが大切にされますが、コミュニケーションしている相手だけでなく、聞いている周囲の人たちへの意識も大切ですね。
 8月6日、8月9日、この両日を私たちは大切にしていかなくていけない、と改めて感じました。