日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1796 (2021.2.18)

校長日誌 錦町の空から NO1796 (2021.2.18)

 全校朝会

 今週月曜日に行われた全校朝会。今回は、うかつにも朝会が行われている時間帯に仕事に熱中してしまい、朝会の様子を写真に収めることができませんでした。
 ということで、朝会の様子を言葉だけで。
 まず、6年生の挨拶。あとで見せてもらいましたが、いつも通り、元気な挨拶としっかりとしたコメントでした。下学年のあこがれとなる6年生ですね。
 次に私の講話。今回は、いじめ防止旬間、ということで「いじめ講話」を話しました。
 私が伝えたことは以下のことです。

・人と違うちがうことはよいこと

・違うからと言って仲間外れにしない

・みんなに迷惑になることはしない

・ダメなものはダメと言う

 この話をするために取り上げた話の主役はお笑い芸人の「霜降り明星のせいやさん」。せいやさんは高校生の時に、集団でいじめにあっていました。
 そのいじめのすごさのため、せいやさんは昼食をプール裏で一人で食べたり、果てはいじめのストレスで円形脱毛になったりしたということです。
 きっかけは、お笑いがすべったこと。おそらくせいやさんは、高校生のころからとびぬけていたのでしょう。そのとびぬけ方が周囲には、「こいつ、俺たちと違う」という、排除の理論となって、いじめにあったのでしょう。
 違うからいじめる、というのは、古今東西あるいじめです。
 そこで、「違うことは素敵なこと」「違うことはその人の個性」ということを伝えました。
 ただ、「違うから、みんなに迷惑をかけて良い」ということにはならない、人に迷惑をかけるような違いは、良い違いとは言えない、とも伝えました。(違いを認める、受け入れることは素晴らしいのですが、周囲に迷惑をかけてしまったら、それはダメ。)

 子供たちが違いを受け入れる余裕をもつこと、許容範囲が広くなることは周囲の大人の後姿かもしれません。