日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO433 (2018/10/01)

校長日誌 錦町の空から NO433   (2018/10/01)

玉川上水を探求する11

 三小に戻った子供たち。小野田先生が振り返りをしました。

「かえってくるときの自分たちのマナーは何点かな?」と小野田先生が尋ねると、「100点満点」は、ごく数人。「90点以上」となっても10人ほど。「80点以上」としても三分の一程度でした。
自分たちに厳しい採点をした4年生。
私は、このように伝えました。
「自分たちに厳しい点をつけたのですね。校長先生はうれしいです。皆さんにはまだまだ伸びしろを感じました。電車の中のマナーは良かったですが、駅から学校までが後一歩でしたね。友達から『もっと左側によって』って言われても、直せない人がいました。そのため、歩道を歩く人がとっても歩きにくそうでした。これは、次回の課題ですね。でも、自分たちに厳しい4年生で、校長先生はとってもうれしいです。」

私が出発前に子供たちに伝えた目標は、2つ。
1つは、玉川上水についてしっかり勉強してくること。そして、もう1つは安全に、マナーよく過ごすこと。
この2つのうち、しっかり勉強してくることは、合格でした。
まいまいず井戸の見学後、上から井戸の図を書く子供たち。自主的に書いていました。こういう主体的な態度が大切です。

郷土博物館で学芸員さんのお話に耳を傾ける4年生。

多摩川兄弟の像の絵を描く4年生。自主的、自発的な行動。

「校長先生、見て!こんなに書いたよ!」と私にしおりを見せてくれた4年生。
よく勉強しました。

私は、マナーも合格と思っていましたが、子供たちの自己評価を大切にし、次回の課題としました。次回が楽しみです。まだまだ伸びしろのある4年生です。