日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1496 (2020.9.17)

校長日誌 錦町の空から NO1496 (2020.9.17)

 今日の給食

 1年生の道徳授業を参観していたときのこと。担任の先生が授業のワークシートを子供たちに配りました。その時、子供たちから小さな声が聞こえてきました。
「こわい」「こわい」「こわい」・・・
 なんだろう?このささやき声?何が怖い?と思っていると、私の前の女子が
「このくまさん、こわい。」
と言いました。なんで怖いの?といぶかしんでいると、さらに私の横にいた子が
「このくまさん、黒い。こわい。」
とつぶやきました。
 そうです。本当は茶色の熊が、印刷してプリントになったら、黒くなっていたのです。
 私は、それを見て聞いて、(申し訳ないけれど)1年生がかわいくて、かわいくて、思わず笑ってしまいました。でも、グッと笑いをこらえたので、周囲の1年生が不思議そうに私を見ました。
 その様子に気付いた担任の先生。
「ごめんねえ。印刷したら、茶色だった熊さんが真っ黒になっちゃったね。ごめんね。」
と子供たちに謝りました。
 これ以上ここにいたら、いけない、と思い、隣のクラスに。
 すると、同じことが起きていました。
「わあ、こわい。」
「熊さん、黒くて怖い。」
とつぶやく子供たち。
 もうだめです。またも笑いをこらえていましたが、授業どころではなくなって、すぐに退出。
 1年生って、本当に面白いです。(※1年生、笑ってしまってごめんなさい。)

 さて、今日の給食です。

 
 今日の給食メニュー:
萩御飯、とり天、団子汁、牛乳

美味しゅうございました。

※大分県の郷土料理、とり天は下味をつけた鶏肉に、天ぷら粉をつけて挙げた料理です。大分の団子汁の団子は、小麦粉を水で練って引っ張り伸ばした宝刀麺のようです。萩御飯は、小豆・枝豆を入れて秋の花、萩を表します。