日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1767 (2021.2.2)

校長日誌 錦町の空から NO1767  (2021.2.2)

 ええとこみつけ
 1年生(2組)の道徳を参観しました。
 題材名は「ええところ」。自分の長所を自分で見付けるというねらいです。
 授業の流れは下欄の板書でおわかりになると思います。(三小は3年間の道徳の研究から、板書のような流れを定型としています。)
 「自分には長所なんてない」と思っていた主人公が級友から「手が温かい」という長所を言ってもらって、元気になる、という物語です。
 日本人が大いに苦手とする「自己肯定感」「自尊感情」は、このような積み重ねで醸成されていきます。

 しっかり教科書を全員で確認した上で、子供たちに自分たちの長所を書かせました。書くのに躊躇していた子供には、担任がいろいろアドバイス。
こうして、書いたものをみんなの前で発表。こうやって、自分の良さを人前で言えるようになることは大切です。

授業の最後には、担任からクラス全員の子供たちの長所(ええところ)を一人一人伝えていきました。伝えられるたび、クラスでは大きな拍手が起きました。

こういう積み重ね、そして、自分自身で授業や学校生活や家庭生活で小さな成功体験を積み重ねることが自己肯定感を醸成することに繋がります。