日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2020 (2021.6.3)

校長日誌 錦町の空から NO2020 (2021.6.3)

 全校朝会校長講話

 月曜日の校長講話です。
 この日の話題は「皆既月食」。先日の皆既月食については、HPでお知らせしたのに、東京はあいにくの曇り空。残念ながら拝むことはかないませんでした。
 そこで、皆既月食について話をしたのです。
 まず、皆既月食とは、何か?についてと、そのからくりをイラストで知らせました。(日食と違い、月そのものは見えること、その色が赤黒く見えることも伝えました。)
 そして、皆既月食を観測できた場所からの写真を示しました。
 担任によると、1年生も関心を持っていたようです。

こんな見え方がするはずだったんですけど・・・。

次にこんな質問をしてみました。
「月は見ていてとってもきれいだけど、月って、なくてもかまわないんじゃないかな?」
ただ、観賞のためだけに月はあるのか?ということです。
これに対しての答えは、もちろん、NOです。
月がなくなると、地球の自転速度が速まって、今の3倍の速度になる(つまり、一日が8時間になる)こと、それに伴って、時速300KMの暴風や砂嵐が吹き荒れることが起きると伝えました。また、隕石を月が受け止めていることもあり、「月は地球の守り神なのかもしれません」と伝えました。

最後に、これからの月と地球に触れました。
まず、月から見た地球。美しいですね。
月の資源についても今関心が集まっています。
さらに、月旅行がかなり身近になってきていることも伝えました。

近い将来(子供たちが大人になっているころ?)には、「ちょっと月旅行に行ってくる」というような時代が来るのでしょう。

また、月に基地ができて、1000人規模が住む時代が来ることも伝えました。


月は地球の守り神、月旅行ができる日が来る、月に基地ができる、、、こんなことを思いながら夜空を見上げてみると、違った夜空の見え方になる、と伝えて話を終えました。