日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)

校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)

 AIと親切①

 話はさかのぼります。昨年度の終わりに5年生で道徳授業が行われました。授業者は、本校の道徳が専門で教務主任の先生。
 授業を行った教材は「公園の親切ロボット」。AIロボットの親切と人間の親切を比較する、近未来をテーマにした教材です。(ということで、この教材は手作り教材です。)
 あらすじは次の通り。
「(主人公)『ぼく』は、いつものように友達と公園で遊ぶ約束をしていた。公園につくと、『ぼく』は、買い物袋をもって重たそうに歩いている近所のおじいちゃんのことがきになりつつも、友達の2人に『親切ロボットがいるから大丈夫だよ。』と言われ、そのまま遊んでいた。親切ロボットは、困っている人にすぐに声をかけ、助けてくれるAIロボットである。親切ロボットは、おじいちゃんに声をかけるも、足腰を鍛えるために歩いている、と言われ、他のところへ行ってしまう。一方『ぼく』は、おじいちゃんの状況を理解し、一緒におしゃべりをして帰るという話。」

授業はまず、「親切とは何か?」という子供たちへの問いかけから始まりました。
子供たちからは「困っている人を助ける」とか「悩んでいる人に声をかける」などがでました。
続いて、ロボットと人間が共に生活する社会についての動画を視聴しました。
子供たちは話が近未来の話という気持ちになれました。

次に、「公園の親切ロボット」という教材を教師が範読しました。

ここでメインの発問「親切ロボットの親切」と「ぼくの親切」は、同じでしょうか?理由も考えましょう。


(この項続く)