日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1748 (2021.1.23)

校長日誌 錦町の空から NO1748 (2021.1.23)

  社会の基礎技能②
 
 地図帳で新宿区を確認した後、今日の学習を確認。今日の学習は「伝統工芸」、東京染め小紋。そうです。何と新宿区でいまだに続いている伝統工芸品です。(ちなみに、私が新宿区で教員をしていたとき、学区に東京染め小紋がありました。)

 社会科専科教員はまず、その新宿について子供たちにイメージを問いました。
 子供たちのイメージは、「ビルがいっぱい」「人がいっぱい」「高いビルが多い」等々、東京都心そのもの。実際その通りですね。

このイメージ。

 そうやって、新宿の大都会イメージを確認したところで、伝統工芸品の東京染め小紋を紹介。
 子供たちはそのギャップに驚きました。

歌舞伎町の写真と染小紋の双方を提示して、そのギャップを共有。
その後、染小紋の工芸品店がどんな場所にあるか地図帳で確認しました。
子供たちは「川のそばにある」と気づきました。
そこで、「なぜ染小紋が川のそばにあるのか?」「なぜ新宿にあるのか」を子供たちに考えさせました。
ここが授業の山場です。
「布を染めるときに、水が必要だから、川が大切」
「新宿は東京の中心にあってものを運ぶのに、便利だから」
等々子供たちのいろいろな考えが出ました。