日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2282 (2021.9.30)

校長日誌 錦町の空から NO2282 (2021.9.30)

どちらを選びますか

 5年生の国語で「どちらを選びますか」を学習しました。「飼うなら猫」なのか「飼うなら犬」なのかを選ぶのです。これは、ディベート的な話し合いなので、どちらかを選んだからと言って、実際に猫か犬を飼わなくてもよいのです。
 はじめに、担任の先生が「飼うなら猫か犬かどちらを選びますか?」と問いかけました。
 黒板にあるように(三小は、自分の考えを表明するとき、ネームプレートを黒板に貼ります)、18対15で犬派の方がやや多数派。
 この後、なぜその考えか、理由をノートにまとめました。

子供のノート。理由をナンバリング(一つ目は・・・、二つ目は・・・)で書きました。みんな理由をガッチリ書きました。

理由をしっかり書いたところで、級友と意見交流です。同じ意見や違う意見の人たちと意見を交流します。

子供たちに聞くと、一人6~7人と意見を交流していました。

ペアやトリオで意見の交流が終わった後、今度は全体で交流です。
猫派、犬派からそれぞれなぜ選んだのか理由を話してもらいました。
興味深かったのは、「犬派の人たちの話を聞いていたら、なぜ猫が嫌かという理由が『マイペースだから(つれないからの意)』『遊んでくれないから』だったんだけど、それって、猫派にとっては、猫が好きな理由になっていることに気づいた」という意見があったことです。意見を交流したからこそ、わかったことですね。
違う意見を交流しないと、見えてこないことってたくさんあるということに気づいた子供たちでした。

盛り上がった話し合いでした。