日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2218 (2021.8.15)

校長日誌 錦町の空から NO2218 (2021.8.15)

 本日8月15日は、全国戦没者追悼式があります。戦没者を追悼し平和を祈念する日です。私も正午から1分間黙とうをささげます。

 1学期の学習(6年生社会科)より
 
 6年生の社会科は、政治から歴史に入りました。
 大切なのは、学校経営方針同様、「発信」です。
 基礎基本(知識)を学んだあと、その知識をもとに、自分の考えをしっかり発信しました。
 今回の発信は室町時代のまとめとして行いました。
 「室町時代に生まれた文化で、外国に紹介したいものはどれか?」
をテーマとして、ノートにまとめました。
 6年生各クラスの「発信」を紹介します。



子供たちは自分の論を展開する型を身に着けつつあります。
まず、結論(自分の主張)を書き、その後少し解説を加え、最後に論を支える理由を書く、という型です。理由を述べる際に、相手を説得するためには、具体例が大切です。
「主張」があって、「理由」が述べられ、最後に「根拠(具体例)」を述べる・・・こういう型が「発信」に大切ですね。


生け花も室町期から始まって、いまだに続く日本文化ですね。本校も校長室前に小山先生が生け花をいけてくださっているので、いつもパワースポットになっています。


水墨画は、本校の職員室周辺の廊下に展示されています。
本校で学校管理員を務める酒井さんが寄贈してくださっています。
子供たちにとっては、水墨画は身近です。


能は、日本の美とはこういうものである、ということを示していますね。


能の所作を美しく感じるのは、日本人らしさでしょうが、イタリアのオペラに脳にヒントを得て創られたものがあることを考えると、世界に通じる美しさですね。

こういう自分の考えを理由と根拠をもって相手にわかりやすく伝えていく力が必要になります。