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校長日誌 錦町の空から NO267(2018/07/21)
1学期終業式
昨日の朝、1学期の終業式が行われました。
冒頭、私が話しました。
おはようございます。いよいよ明日から夏休みですね。その前に、今日先生方からあゆみが渡されます。先生方が時間をかけて、心を込めて書いてくださいました。校長先生は、先生方が書いてくださったあゆみを読みました。皆さんが1学期一生懸命頑張ったことや、これから皆さんが頑張らなくてはいけないことが詳しく書いてありました。今日は、その一部を紹介しましょう。
まずは3年生。
・グループ活動の中で、話し手の内容に対して真剣に耳を傾け、頷いて聞いていたり質問したりして有意義なコミュニケーションができました。
頷いて聞いていると、話している人は、「ああ、聞いてくれているな」と感じて、元気に発言できます。こういう聴き方名人になりたいですね。
・勉強で困っていそうな友達を見かけては、「大丈夫?」「ここは繰り下げて、ここを計算して、」と優しく声かけしている姿がありました。
自分が勉強できるだけでなくて、他の人たちも一緒に「わかる、できる」ようになりたいというのが素晴らしい。友達に勉強を教えるときに「教えてあげる」という上から目線ではなく、「大丈夫?」という同じ目線で声をかけるというのも素晴らしいですね。
(今回はフリップボードは活用しませんでした。)
4年生。
・毎日休み時間には外へ出て、男子とも女子ともたくさん関わり合いながら遊んでいます。
男子だけ固まったり、女子だけで仲間を作ったり、という人よりも、男女関係なく遊べる人になりたいですね。
・提出物が遅れてしまうことがほとんどなくなり、課題に真剣に取り組む姿がよく見られるようになりました。
先生に出さなくてはいけない書類とか宿題とかをしっかり締め切りを守って出すというのは、中学生になっても、大人になっても大切な力です。小学校のうちに身につけたいですね。
・係活動では、毎朝友達と協力して宿題の数を数えて知らせるなど、自分でやると決めたことを毎日コツコツと続けられる姿勢が素晴らしいと思います。
自分で決めためあてを最後までやり抜くことって、勉強ができることよりも大切かもしれません。
5年生。
・高学年としての意識が高まってきました。「当たり前のことを当たり前にやる」と、挨拶や5分前行動を意識して行動しています。
挨拶をするのは当たり前。5分前に行動するのも当たり前。でも、その当たり前のことを当たり前にできるのが三小の高学年ですね。「当たり前のことを当たり前にやる」・・・三小の合い言葉にしたいですね。
・誰とでも仲良く活動できるので、一緒にいる人たちは笑顔が多いです。
誰とでも仲良く活動できるのって、勉強できるとかスポーツできるとかと同じくらい、もしかしたらもっと大きな強みですね。
あゆみで伸びたところは、皆さんの元々もっている強みだったり、頑張った成果です。素直に喜んでください。今一歩なところは、頑張りが足りなかった可能性があります。夏休み中コツコツと努力していってください。
※昨日も朝から暑かったのですが、副校長先生と先生方が事前にドアというドア、窓という窓すべて開け放って、扇風機も2台フル稼働していた上、三小の体育館はありがたいことに、風が通るため、異常な暑さにはなりませんでした。
それにしても暑いと言ったら暑かったのですが、さすがは三小の子供たち。私の話をしっかり聞いていました。
※追記:本来儀式(終業式など)は、立ったまま行うものですが、暑かったため、座らせて講話を聞かせました。