日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2047 (2021.6.18)

校長日誌 錦町の空から NO2047 (2021.6.18)

全校朝会②

 校長講話です。

 今回はタブレット(クロームブック)が全学年に配布されたことを踏まえて、タブレットの便利さと危険について話しました。
 まず、便利なところ。三小は先生方が積極的にタブレットを活用しています。
 下は、4年生の算数。タブレットを片手に、その場で字を打ったり、書いたりしてそれを大型テレビで投影して子供たちに見せています。これはタブレットならでは。

下は、3年生。社会科で地域の学習をする際、グーグルマップで上空からの地図を見せて、子供たちが納得。
さらにその下は、習字。習字道具の置き方などを見える化しています。

4~6年生は、子供たちが学習に活用しています。特に、インターネットを活用しての調べ学習。
下は、4年生の社会科「観光大使になろう」です。
自分で決めた都道府県の調べ学習をインターネットを活用してまとめます。

下は、高学年の外国語学習。ネットを使って、「日本語になっている英語」を調べます。例えば、「寿司」や「天ぷら」等はすでに英語となって外国人に親しまれていることを知りました。

このように正しく使うと、とっても便利なタブレットですが、怖いところもあります。

それはインターネットです。インターネットはいろいろ調べられてとっても便利ですが、怖いことが多いのです。
例えば、面と向かって悪口を言わない子が、インターネットだと、「どうせ私、ぼくってわからないだろう」と思って、仲間の悪口を書いてしまうことはよくあることです。でも、これ許されないことです。
例えば、インターネットで「私アメリカ人の11歳の女の子。日本語を勉強しているの。誰か、友達になって。」と書いてあって、写真を見たら、すごくかわいらしい女の子だったとして、つい「わあ、こんな子だったら、友達になりたい」と思って、メールを出した、なんてことが実際にあります。ところが、実際に会ってみたら、日本人のおじさんだった、ということがあるんです。
知らない人からメールやラインが来ても、絶対に返信してはいけません。変身したとたんに、「~円払いなさい」とか「お前の住所分かったぞ」とかとっても怖い目にあります。
怖い思いをしないためには、どうすればいいのか?
まず三小のSNSルールを守りましょう。
次に、おうちでも「タブレットは、おうちの人がいるところで使う」とか「午後8時を過ぎたら、タブレットは使わない」とかルールを決めて、守りましょう。
最後に、タブレット、インターネットは、ルールを守れば、楽しくて便利です。
もし、そばにいる人がルールを破っているのがわかったら、すぐに「やめな」と止めましょう。そして、先生方に知らせましょう。それがそのお友達や周囲の人たちを守ります。

例えば、