日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO926 (2019.8.13)

錦町の空から NO926 (2019.8.13)

 国際交流

 今、毎日のように隣国とのトラブルが報道されています。ただ、国と国とがトラブルになっていても、民間レベルではしっかり交流することが大切だと思っています。民間レベルでしっかり交流できていれば、国と国がトラブルになっても、冷静に対応できると思うのです。
 三小でいえば、オーストラリアやニュージーランドの小学校と交流しています。交流して、共通点や相違点が体感できていて、「ああ、あのJohnのいる国だ。」「あ~。ニュージーランドといえば、この間ビデオチャットで話した、あの笑顔の素敵なMaryのいる国だ。」「Johnは、僕と同じゲームが好きだったな。」「Maryは、私と同じ犬を飼っていたっけ。」というような実感があるのと、ないのとではかなり違うと思います。もちろん、違いにも気付いて、その違いを受け入れるきっかけにもなると思います。
 さらに、英語でかたことでも会話できることを体感すれば、「英語が世界共通語」であることを実感するでしょう。そして、英語を学ぶモチベーションになるでしょう。
 英語を学べば、中国語、ハングル、スペイン語など多言語を習得しなくても何とか世界の人々とコミュニケーションが図れます。(実際、私も日光移動教室で、タイや中国の人と英語で簡単な会話をしたことがあります。)
 積極的に国際交流するためにも、その機会が必要ですね。三小の場合、その機会が大変多くあります。(学校便りにも書きましたが、ビデオチャットで「オーストラリア」や「ニュージーランド」と交流、直接交流で中国や朝鮮、さらには語学学校の欧米人。来年早々にある、「ヤングアメリカンズ」との交流などなど)
 これらの貴重な機会を大切にして、多文化共生を目指したいですね。