学校長挨拶
入学・進級 おめでとうございます
校長 関口 保司

 春の草花が咲き、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。令和7年度のスタートです。入学・進級おめでとうございます。今年度より、立川市では全小学校で始業式と入学式の日程をずらす取組を始めました。第五小学校では、始業式が7日。入学式が9日となります。本校は、新1年生91名を迎え、全校児童667名でのスタートです。
 本校の教育目標は、「よく考え進んで学ぶ子 自分も友だちも大切にする子 正しく判断し行動できる子 体を鍛え最後までやりぬく子」です。この教育目標の実現を目指して取り組んでまいります。
 そして私の目指す学校像は「命を大切にし、命を輝かせ、世の中のために尽くす児童を育成する学校」です。命を大切にする(自分・周りの人・生き物等)ことはもちろん、命を輝かせ、目標に向かって自分の全力を出して取り組んでいく児童。そして周りの人のために、尽くしていくことができる児童を育てていきたいと考えています。
 立川市民科が教科化されて、今年度4年目を迎えます。昨年度は、6年生が校舎の北側に「グリーンガーデン」を作ってくれました。樹木の名札を作成したり、葉っぱから肥料を作る「たい肥置き場」も造ったりしてくれました。2年生は、開校当時から本校と関係の深い地元企業の施設を訪問。様々な施設を見学しながら、地域への思いや願いを学ぶことができました。今年度も
これらの取組をさらに進めてまいります。
 また本校は、平成30年度から高学年の教科担任制の取組を行っています。そして平成3年度に東京都の小学校教科担任制等推進校の指定を受け、今年度は5年目となります。都のガイドラインに基づき、今年度も学級担任は国語・社会・理科を受け持ち、専科教員が図工・音楽・体育・家庭科・外国語を担当することになります。6年生は3学級、5年生は4学級での取組です。本校では、初めて4学級での取組となります。都のガイドラインには教科担任制の趣旨として「小学校の『学び方』『教え方』を改革するため、加配された教員等を活用しながら、小学校高学年における専門性の高い教科指導を実現し、中学校教育への円滑な接続を図るとともに、発達段階に応じた指導体制を構築し、学年・専科のまとまりでより多面的・多角的な児童理解の促進
を図るなど、学校全体の指導体制の転換を図る。」とあります。昨年度までの成果と課題を基に、教育委員会と連携をとりながら、専門性の高い教科指導を目指して授業の改善を図るとともに、今年度実施する学習発表会等の学校行事や様々な取組にも工夫を図ってまいります。中学年や低学年でも教科担任制の趣旨を踏まえ、交換授業を実施します。
 教員の研修では、文部科学省の研修動画を活用するなど、様々な工夫を加えながら実施し、保護者や地域から信頼される学校を目指して取り組んでまいります。
 今年度新たな気持ちで、第五小学校の全教職員が一丸となって、様々な工夫を重ねながら、子どもたちの教育に取り組んでまいります。本校の教育活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いします。
 
学校教育目標
よく考え進んで学ぶ子(知)
自分も友だちも大切にする子(徳)
正しく判断し行動できる子(徳)
体を鍛え最後までやりぬく子(体)
 
私たち教職員は、保護者や地域の皆様と力を合わせながら、豊かな心で、自ら考え、きまりを守る、
心身ともに健康な子どもたちを育てます。
体罰根絶の取り組み
体罰ゼロ宣言 体罰防止月間の取組
 東京都教育委員会では、「都内の全公立学校から体罰の根絶を図る」ことを目的に、7月8月を体罰防止月間として位置付け、都内全公立学校における体罰の根絶の取組をおこなっています。第五小学校でも、その趣旨に従い、体罰の根絶に向けた取組を実施しました。
①体罰防止研修の実施(体罰等に関する事例研究、体罰等についての自己点検、体罰防止に向けたスローガンの決定)
②体罰根絶に向けた全教員対象の校長による面談
 第五小学校では、これまで通り、体罰や不適切な指導のない、児童・保護者・地域に信頼される教育おこなっていきます。ご理解、ご協力をおねがいいたします。
 
第五小学校校長 関口 保司 (令和4年9月1日)

 五小体罰ゼロ宣言ポスター