日誌

日本はすごいリーズ

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新型ウイルスに感染した百人以上の患者を受け
入れてきた東京都立駒込病院(文京区)に、三
月末から四月初めにかけて住民や団体から千枚
近い医療用マスクが寄贈されました。同病院の
今村顕史感染症科部長は「小さな奇跡だ」と感
謝しています。二十四時間態勢で診療に当たる
医療スタッフは疲労が蓄積し、マスクの備蓄は
あるが先行きは不安です。

そんな中、三月末以降に都内や他県の五人から、
手術用マスクやウイルスを通さない目の細かい
マスク、使い捨ての防護服などが相次いで郵送
されました。病院の窮状をニュースで知って送
ってくれたそうです。「懸命な医療活動ありが
とう。東日本大震災の際に購入したマスクです」
と手紙が添えられたものもありました。

「子ども弁当」を告知する「長男堂」の貼り紙
弁当店は東京都武蔵野市。ピンク色の貼り紙
には、筆字でこう書かれています。

「がっこうがはじまるまでの月・木・金よう
11時30分〜夕方6時まで『子どもべんとう』
売ってます。だいたい250円。お金がたりな
かったり、もらいそびれちゃった子は、あと
でいつでもいいし、なんなら、おとなになっ
てからでもいいよ。

おとなになった時に長男堂がもうなかったら、
だれかのために使ったり、寄付したりしてね。
すでに大人の人は普通のお弁当買ってね。店
がつぶれちゃう。」


多摩地域の中高生の生徒会役員の有志「多摩生徒
会協議会」が、ボランティアで休校の間自宅でマ
スクを手作りしました。予定よりも多く1800
枚も、配布するそうです。

多摩市の特別支援学校の生徒が、先生と一緒に
マスクを100枚つくりました。駅で配ったら
4分で配り終え、感謝の言葉をかけられたそう
です。生徒は自信になったとのこと。再開した
ら、授業で本格的につくるそうです。

こんな風に、ほっこりとする話が続きます。
日本はすごいなあと思います!