日誌

落語キャラバン(学校落語・4年)


今日は4年生の落語キャラバン。左は立川寸志
(たてかわすんし)さん。立川出身。第五小学
校卒業。前座から出世して二つ目で活躍中。
右は立川縄四楼(たてかわなわしろう)さん。
沖縄出身の初々しい前座さんです。着物の説明
をしていますが、前座は羽織を着られません。
紺色の着物のみ。二つ目になると羽織を着られ
ます。枕と言って軽い話が終わって、いよいよ
本題になるときに、羽織を脱ぐのが合図です。

小道具は扇子と手ぬぐいのみ。お茶を飲んだり、
まんじゅうを食べたり、そばをたぐったり・・・。
「仕草」をいくつも見せてくれました。

最初は、縄四楼さんの、「牛ほめ」。与太郎さんが
おもしろいことを話す度に、4年生爆笑です。

一席終わると縄四楼さんは、座布団をひっくり返す
「高座返し」。お客さんとの縁の「切れ目がない」
ように、縫い目の内ない部分を前にしてひっくり返
します。

寸志さんは、「つる」なんで鶴はつるっていうの。
オスが「つー」と飛んできて、メスは「るー」と
飛ぶ・・・、てあれです。これまた爆笑です。そ
の上すごいなあと思ったのは、寸志さん、時間が
押していたので、マクラ無しですぐ本題に。そして
時間ぴったりに終わりました。さすがです。てっき
り、次の時間に伸びちゃうかなと心配したのですが、
さすがお話のプロ。ぴったり終わりました。

お帰りになろうとする、寸志さんを4年生が
囲って、質問攻めです。子どもたちに丁寧に
答えてくださいました。
お二人が高座に座り、お話をはじめたとたん、
江戸の風景が見えてきたような気がしました。
ありがとうございました。