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おわりよければ すべてよし
今日を入れてあと10日で、冬休みです。
振り返ると、どんな二学期になりそうですか。
いいことがいっぱいあったと思う人もいるでしょう。
まあまあだったかなという人もいるかもしれません。
もしかしたら、ああすればよかったなあと残念に思
う人がいるかもしれせん。
小学校の時に、ものすごく足が速い友達がいました。
100m走の東京都の大会で、2位になったのです。
だから学校の運動会の時など、楽勝です。最後の
15mくらい、友達に手を振って、ニコニコ笑い、ふざけ
たポーズをしてゴールしました。もちろんそれでも1位
です。どう思いますか?
その時担任の先生が、ものすごくおこりました。
「なんで最後まで全力で走らないんだ!」
ところがその友達は先生に言い返しました。
「一位は一位だからいいだろう!」と・・・。友達はどうなっ
たと思いますか。
その友達は、うぬぼれて練習もサボるようになりました。
そのあと記録が伸びずに、中学校で陸上部を辞めてしま
いました。
これは、100m走、かけっこのことですが、このことを思い
出すたびに、最後まで全力を尽くすことがとても大事だと
感じます。
あと10日。何か目標を決めて、最後まで頑張りましょう。
ここまでうまくいった人はもちろん、もうちょっとと思ってい
る人はなおさら、できそうなことを頑張って、2学期をおわ
りませんか。たとえば
1 宿題を必ず毎日ていねいにやる。
2 読書が好きだから、今年中に〇さつ読む。
3 長なわ跳や短跳びをがんばる。
4 掃除をいっしょうけんめいやる。
・・・等々いろいろ考えられますね。
テレビやゲームでだらだら過ごしても10日。
いっしょうけんめい目標に向けて頑張っても10日。
これが続くと、どんなに差がつくことでしょう。
最後に向けて頑張ることを、むかしの人は「おわりよ
ければすべてよし」と大切にしました。最後までがん
ばれる人は、これから伸びる人になりますよ。
続いて、5年生の代表委員による、
「ハートフルなお話」です。
学習発表会での友達のあたたかい励ましの声。
掃除の時の、ちょっとした一言。
算数の学習での、友達の一言でやる気が出た。
緊張せずに、いいお話を発表できました。
久しぶりの「ハートフルなお話」でした。